慢性疲労の改善に!良質な睡眠をとる方法

更新日:2016/12/09 公開日:2015/07/31

今すぐできる慢性疲労回復

眠っているはずなのに疲れがとれない、疲れているはずなのに眠れないといった悩みを持つ人も多いのではないでしょうか。ここではドクター監修の元、疲労を早く回復させるために効果的な睡眠方法について紹介します。

睡眠する女性

疲れとは、生体アラームのひとつで、疲れを感じることで体の活動を制限し、休ませることにつながる大切な感覚です。多くの場合は眠ることで疲れは解消されますが、最近は一晩の睡眠ではなかなか回復せず、重度の疲労感を訴える人も増えているといいます。ここでは疲れと睡眠の関係と、効果的な睡眠方法について紹介します。

疲れと睡眠の関係

身体と脳の疲労回復のためにとても重要なのが睡眠です。しかし、睡眠時間が短くなるなど、様々な要因で眠っても疲れが取れない人や、疲れているのに眠れない人が増えているといわれています。

通常、疲れは休養や睡眠、十分な栄養によって回復されます。これは、疲れという生体アラームを脳が発することで、休息したり眠ったりして疲れすぎを予防することで、生命を守るためのバランスを取っているともいえます。

しかし、オーバーワークによって常に交感神経が緊張しすぎた状態でいると、疲労を感知し、休息するよう指令を発するはずの脳が麻痺してしまい、結果的に疲労を感じる感覚が鈍くなってしまいます。さらに疲労を蓄積させてしまうこともあります。

脳は体全体の約2割もの膨大なエネルギーを消費する器官で、情報処理に多くのエネルギーを使っています。とくに脳は、起きている間は常に働いているため、睡眠中が唯一休める時間なのです。

効果的な睡眠の方法

疲れすぎてしまうと、一晩の睡眠では疲労回復ができなくなり、結果として疲労が蓄積されてしまい、悪循環に陥ります。睡眠不足は、注意力の低下や脳の活動・血流の低下、疲労感の増幅などに影響します。また血圧上昇や免疫力の低下など、様々な疾患の原因になることもあります。

良質な睡眠を取るためには、いくつかのコツがあります。

まず、眠りに最適な副交感神経を優位にし、リラックス状態にすることが大切です。そのためには、自分がリラックスでき、楽しめることを積極的に生活に取り入れましょう。例えば、お風呂やアロマテラピー、マッサージで癒しの時間をとったり、旅行で気分転換をしたりといったことです。特に、リラックス効果の高いお風呂は、ぬるめの湯でゆっくり入り、お風呂から出たら30分くらい経ってから眠るのがより深い睡眠につながるといわれています。

そのほか、笑いも副交感神経が優位になるという研究結果もあります。忙しいからと気を張り詰め過ぎず、笑うことでリラックスすることを心がけてみましょう。

睡眠を妨げる行動を避けることも、快適な睡眠をするうえで重要になります。深酒や寝る前のカフェインのほか、パソコン、テレビ、スマホなどの電子機器は、脳を刺激し、興奮状態にする交感神経が優位になるので、寝る前には使わないようにしましょう。