笑いやヨーグルトが効く?NK(ナチュラルキラー)細胞を活性化する食品・食べ物・方法

更新日:2017/05/16 公開日:2015/08/13

免疫力を高める方法

免疫細胞のひとつであるNK(ナチュラルキラー)細胞。常に体内をパトロールし、異物を発見し次第攻撃する頼もしい存在です。ここでは、NK細胞を活性化する食品や食べ物、方法について、ドクター監修の記事で詳しくお伝えします。

ヘルスケア大学参画ドクター

この記事の監修ドクター


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免疫細胞の中でも特に重要な役割を担うNK(ナチュラルキラー)細胞。このNK細胞を活性化するために心がけたいことを紹介します。

NK(ナチュラルキラー)細胞を活性化するには笑いが効果的

NK細胞は、常に体内を巡り、ウイルスや小さながん細胞を見つけると即座に攻撃を開始し、病気の発症を防いでくれます。

近年、研究の結果によって、大切な役割を持つこのNK細胞の活性化には、「笑い」が効果的であることが考えられています。

漫才や喜劇で大笑いした後の血液中のNK活性率を調べたところ、ほぼ全員の数値がアップ。特に、笑う前に基準値以下だった人は全員が基準値以上になったという研究結果が発表されています。

なぜ笑うことでNK細胞が活性化するの?

これには、ある種の細胞から産出される神経ペプチドという物質が大きく関係しています。神経ペプチドはさまざまな細胞にくっつくことで神経伝達物質やホルモンとして働きますが、その中には「セロトニン」「ドーパミン」「レラキシン」といった免疫力をアップしてくれるものがあれば、「コルチゾール」「エピネフリン」「アドレナリン」といった免疫機能を低下させるものもあります。

笑うことによって作られるのは善玉の神経ペプチドで、NK細胞の表面にくっつき、NK細胞を活性化させます。その結果、ウイルスや細菌、がん細胞を次々と攻撃するため、免疫力が高まるのです。

ヨーグルトも、NK(ナチュラルキラー)細胞の活性化に欠かせない

腸には、NK細胞をはじめとする免疫細胞の約70%が存在します。そのため、免疫力を安定して働かせるためには腸の健康は欠かせません。腸内環境を整えることは、NK細胞の活性化、免疫力アップにつながるのです。

腸内環境を整える食品として代表的なのがヨーグルトです。善玉菌である乳酸菌やビフィズス菌を含むヨーグルトを定期的に摂ることで、腸内が善玉菌優位な状態になり、NK細胞も活性化します。

乳酸菌・ビフィズス菌の効果的な摂取方法

乳酸菌は自然界にも存在し、死んだ状態で腸内に到達してもある働きは変わらないという研究結果が発表されています。一方のビフィズス菌は腸内だけに生息。酸や酸素に弱く、大腸に到達する前にその多くが死滅してしまうといわれています。

そのため最近は、生きたまま腸まで届くように加工されたヨーグルトや乳酸菌飲料が登場していますので、商品選びの際にはパッケージなどに「生きたまま腸に届く」と書かれたものを選ぶとよいでしょう。

また、効果的に摂取するために以下のようなことにも心がけるとよいでしょう。

・毎日、続けて食べることで効果が持続

・購入後、できるだけ早め(菌が元気なうち)に食べるのが理想

・胃酸による乳酸菌・ビフィズス菌へのダメージを避けるため、胃酸が薄まる食後に摂るのがベスト

・乳酸菌やビフィズス菌のエサとなり、その働きを助けるオリゴ糖と一緒に食べるとより効果的

また、善玉菌をしっかり働かせるために、悪玉菌を増やさない腸内環境づくりを意識することも大切です。悪玉菌増加の要因となる、肉類や脂分の過度な摂取に注意しましょう。

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