DHAの目標摂取量とサプリメントで摂るメリット

更新日:2016/12/09 公開日:2015/08/27

DHA・EPAの効果

脳の活性化、血流やアレルギー、視力の改善など、幅広い効果が期待できるDHA。青魚に豊富に含まれる成分ですが、どれぐらい食べれば目標摂取量を補えるのでしょうか?ドクター監修のもと、DHAを食事で摂る難しさと、サプリメントで補うメリットについて解説します。

DHAの目標摂取量を食事だけで摂るのが難しい理由

健康維持のために必須とされるDHAとEPA。しかし、これらは体内でつくられにくいため、食事で補う必要があります。厚生労働省では、「DHAおよびEPAの目標摂取量は1日1g以上が望ましい」と、国民の健康維持を目的とした基準の中で発表しています。

では、この1g以上という量は、実際にDHAを含む食品に置き換えると、どれぐらいの量になるのでしょうか?例えば、アジの開きだと0.7枚、さんまの塩焼きだと0.4枚、サバの煮つけだと0.3~0.8枚、焼き鮭では0.5~1.9切れとされています。刺身になると、ブリ(ハマチ)で4.7切れ、カツオ(秋獲れの場合)のたたきで9.1切れになります。

意外と簡単に摂れそうなものですが、国民健康・栄養調査によると、実は比較的魚を多く食べているとされる50代以上の方でも、目標最低摂取量の1gに届いていないことがわかっています。これはなぜでしょうか?

それは、「これぐらいの魚を食べている日もある」では不十分だということ。目標摂取量は、あくまで「1日に1g」なので、毎日これぐらいの魚を食べていなければ目標値には届かないというわけです。欧米スタイルの食生活になじんでいる若い世代であれば、摂取量はより少なくなっているでしょう。

DHAをサプリメントで摂取するメリット

上記の理由から、DHAはサプリメントで補うのが効果的と考えられています。毎日魚料理をとり入れるのが難しい場合でも、必要な量を手軽に継続して摂取することができます。調理が必要ないのも嬉しいポイント。また、魚が苦手な子どもや料理をする時間がとれない人、単身赴任中などで料理のバランスに気を遣えない人など、性別や年齢を問わず簡単に摂取できるという点も、サプリメントのメリットと言えます。一緒に摂取するとより効果的とされるEPAが入っているタイプも多いので、高い健康維持効果も期待できます。

とはいえ、サプリメントだけ摂っていればよいというわけではありません。もっともよいのは、やはりバランスのよい食生活と、そこから摂取する方法です。サプリメントは、あくまでも必要量を補うためのサポートということを忘れず、有効に活用しましょう。

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