頻尿の原因とは?病気が原因?

更新日:2016/12/15 公開日:2015/09/28

頻尿の原因

はっきりとした病名のない、加齢や心因性などの原因によっても頻尿は発症します。ここではドクター監修のもとで、病気以外に考えられる頻尿の原因について、それぞれの概要と頻尿との関係を中心に解説します。

頻尿の原因となる病気の種類の記事では具体的な病気について解説していますが、病気以外に考えられる頻尿の原因には以下のものがあります。

心因性のもの

精神的に緊張していたり、不安やストレス抱えていたりすることで、何度もトイレに行きたくなるケースを心因性頻尿と言います。授業中や仕事中、または車や電車の中など、トイレに行きにくい状況に置かれると、頻尿の症状が強く出る場合があります。また、症状が悪化すると、外出することに恐怖を感じる場合もあります。

心因性の頻尿は、尿や膀胱、尿道などに異常があるわけではないので、睡眠中やリラックスしているときには症状が出ません。心因性の頻尿は心身症の一種とされていて、カウンセリングを受けたり、抗不安剤や抗うつ剤での治療を受けたりすることもあります。

骨盤底筋のゆるみ

女性特有に起こる頻尿で、妊娠や出産、運動不足や加齢による筋肉の衰えなどで骨盤底筋がゆるむことが原因です。骨盤底筋は、膀胱や尿道、子宮を支える筋肉で、ここがゆるんでしまうと、尿道口をちゃんと締めつけられなくなり、尿漏れを引き起こす原因になってしまいます。

主な症状には、咳やくしゃみをしたときや、重いものを持ったときの尿漏れがあります。これは、ゆるんだ骨盤底筋に腹圧がかかることで起きるため、腹圧性尿失禁とも呼ばれます。40歳以上の女性の8人に1人が腹圧性尿失禁の症状があるといわれ、過活動膀胱と併発するケースもあります。

加齢による夜間頻尿

年齢が上がるにつれて、夜間に尿意を感じることが多くなります。夜間頻尿は、睡眠中に1回以上はトイレに行くために起きていて、それが原因で日常生活に影響を及ぼしている状態を言います。前立腺肥大によって起きると思われていることもありますが、夜間頻尿の発症に男女差はありません。原因としては、夜間に尿を濃縮するはたらきのあるホルモンの分泌低下や、膀胱の弾力性が徐々に失われることで、夜間に溜められる尿量が少なくなることがあげられます。

冷えによるもの

冷え性が原因となり、膀胱が収縮しやすく、尿をたくさん溜めておくことができずに頻尿になることがあります。夜間は体を暖かくして寝ることでそれほど尿意を気にしなくなりますが、日中にトイレへ行く回数は多めになります。特に、下半身の冷えは頻尿につながりやすいです。これは、脚で冷やされた血液が、膀胱や腎臓の近くを通って心臓へ帰るためと考えられています。

この病気・症状の初診に向いている科 泌尿器科

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