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二日酔いの吐き気・胃もたれを解消するには

更新日:2017/06/20 公開日:2015/09/30

二日酔いの症状別の解消法

二日酔いによる不快症状は人それぞれですが、吐き気や胃もたれなどの症状に悩まされる人もいます。ここでは、ドクターの監修のもと、アルコールが胃や腸にもたらす影響と、二日酔いによって起こる吐き気の解消法について解説します。

アルコールが胃に与える影響や、二日酔いによって引き起こされる吐き気や胃もたれの解消法について見てみましょう。

アルコールによる吐き気、胃もたれはなぜ起こるのか

口から摂取したアルコールは食道を通り、胃で20%、小腸で80%が吸収され体内に入ります。吸収されたアルコールは門脈という静脈に入り、肝臓を通って全身の臓器に流れます。

適量のアルコールであれば、肝臓で分解されてアセトアルデヒドという物質になり、最終的に体外へ排出されるのですが、アルコールの量が多いと分解しきれずアセトアルデヒドが血液中を回り、吐き気などが引き起こされます。

また、アルコールは胃の粘膜を刺激し、胃酸の分泌を促します。胃酸はもともと酸性が強く、粘液が強い酸から胃粘膜を守っていますが、アルコールの刺激によって胃粘膜が弱っていると、刺激を受けやすくなってしまいます。刺激を受けて胃酸が多く分泌されると、胃のむかつきや胸やけなどの不快症状が起こります。

さらに、二日酔いと同時に胃もたれが起きることがあります。胃もたれは、食べた物が胃から十二指腸になかなか排出されず、胃の中にとどまるために起こります。これは、暴飲暴食などによって一時的に胃の機能が低下したことが原因と考えられます。

二日酔い時の吐き気や胃もたれを解消するには?

胃もたれを起こしている場合は、食べ物が十二指腸に排出さることで症状が落ち着くので、消化を促す「消化酵素剤」を飲むのが一般的です。胃のむかつきと胃もたれが同時に起こっている場合は、消化吸収をサポートする消化酵素や胃酸を中和する制酸剤などがバランスよく入った「総合胃腸薬」を選ぶとよいでしょう。

また、吐き気を解消したい場合は、制吐作用のあるメトクロプラミド、ドンペリドン、トリメブチンマレイン酸塩などの製剤を病院で処方してもらうことも有効です。

胃へのダメージを防ぐには食べることも大切

空腹の状態でアルコールを体内に流し込むとアルコールが胃粘膜に直接触れることになるため、胃への刺激が強く大きなダメージを受けることになります。胃への負担を少しでも軽くするためには、飲酒する前に少しだけ胃に食べ物を入れておくか、二日酔いを防ぐようなおつまみを一緒に食べるようにしましょう。

おすすめは肉や魚、大豆食品などの高タンパク質食品です。タンパク質にはあらゆる代謝をスムーズにする作用があるため、アルコールを分解する働きを促進することにつながります。お酒と一緒にとるおつまみは、豆腐や刺身、油の少ない肉系の料理を選んで食べるようにしましょう。また、枝豆やじゃがいもに含まれるビタミンCには悪酔いや二日酔いを防ぐ効果が期待できます。

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