しじみとあさりが二日酔いによい理由とは

更新日:2016/12/09 公開日:2015/09/30

二日酔いと食べ物・飲み物

二日酔いのときにおすすめの食材としてしじみが有名ですが、あさりにも二日酔いの症状緩和によい作用をもつ成分が含まれています。二日酔いのときにあさりとしじみを食べることで、具体的にどのようなメリットが期待できるのかをご紹介します。

しじみとあさりが二日酔いにどうよいのか、その作用について詳しくご紹介します。

肝機能を保護する働きをもつしじみ

しじみは二枚貝の一種。良質のミネラル、アミノ酸を豊富に含んでいるため、昔から肝臓によい食材として知られています。

しじみが二日酔いによいとされている最大の理由は、しじみに豊富に含まれている「オルニチン」というアミノ酸の働きにあります。オルニチンは血液に溶け込んで体内をめぐり、アンモニアの解毒をしたり、肝機能を保護するといった働きをしています。アンモニアが分解・解毒されると肝臓が本来の機能を取り戻し、倦怠感をともなったさまざまな二日酔いの症状が軽減されると考えられています。

同じくしじみに含まれるアラニンやグルタミンにはアルコールの代謝を促す働きがあります。

また、しじみには、肝臓の働きをサポートするメチオニンや解毒作用を高めるタウリン、そして、肝臓の働きを活性化させるグリコーゲンなども含まれており、肝臓の機能を総合的にサポートする食材と言えます。

肝機能を高める働きのあるあさり

あさりに含まれるタウリンには、肝臓の中で胆汁酸を分泌したり、肝細胞の再生を促進したり、細胞膜を安定化させたりする働きがあり、肝機能の向上が期待できるとされています。

さらに、タウリンにはアルコールの分解を促進させる作用も。アルコールは体内に入るとアセトアルデヒドに分解されます。このアセトアルデヒドは二日酔いの症状を引き起こす原因となる物質。タウリンは、このアセトアルデヒドを分解す酵素の働きを助け、体外への排出をサポートします。これは、肝臓の負担を軽くすることにも繋がるため、肝臓の機能低下を防ぐのにも役立つ働きと言えます。

おすすめの食べ方は味噌汁

二日酔いのときにあさりとしじみを食べる場合のおすすめの食べ方が味噌汁です。味噌にはコリンという二日酔いによいとされる栄養素が含まれているため、あさりとしじみの栄養素と一緒に食すことで、より二日酔いの症状の緩和が期待できます。

また、しじみとあさりに含まれているタウリンは水溶性の性質を持っているため、タウリンを含む食材を加熱調理すると、食品中のタウリンの量が減少してしまいます。煮た場合も5割りほど溶けだしてしまうのですが、味噌汁のように煮汁ごと食べられる方法であれば、あますことなく摂取することができます。

二日酔いで吐き気や胃もたれなどの症状がある場合は無理して食べることはありませんが、食欲があるのであれば、しじみ、あさりの味噌汁をとってみてはいかがでしょうか。

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