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出血、爪カビも!ジェルネイルで起こりうるトラブル

更新日:2017/02/23 公開日:2015/09/30

きれいに指先を飾るジェルネイルは、女性のおしゃれのひとつとして定着しています。一方、出血したり、爪カビになったり、さまざまな爪トラブルの原因を引き起こす可能性も指摘されています。ここではジェルネイルのリスクや爪トラブル事例について紹介していきます。

ジェルネイルとは?

ジェルネイルとはゲル状の合成樹脂を爪に塗り、UV(紫外線)ライトを当てて固めるものです。マニキュアのように除光液で簡単に落ちるものではなく、取り外すときはたいてい「グラインダー」という専用の器具で削り取ります。

ジェルネイルのリスク

ジェルネイルにはいくつかのリスクが付きまといます。こうしたリスクの結果、爪トラブルを生じさせる可能性もあるようです。そこでリスクについて確認しておきましょう。

グライダーによる削りすぎのリスク

ジェルネイルはネイルを取り外すときにトラブルが起こりやすいです。特にグラインダーで削るときが要注意です。一般的な女性の指爪の厚みは0.5mm前後と薄くて繊細なため、削りすぎなどによる出血や化膿といったトラブルが発生しています。

アセトンによる爪が乾燥するリスク

ジェルネイルの中には、アセトン入りの専用リムーバーで落とすことができるものもあります。ただし、アセトンは頻繁に使いすぎると爪を乾燥させてしまい、黄ばみや割れなどのダメージを与える原因にもなります。

付け外しにより爪が薄くなるリスク

何回もネイルの付け外しを繰り返していると、爪が少しずつ削られて徐々に薄くなっていきます。爪は皮膚から出ている部分を「爪甲(ネイルプレート)」、爪甲の裏側の裏側で皮膚に密着している皮膚を「爪床(ネイルベッド)」の2つに分けられます。このうちこの爪甲を削りすぎることで、その下にある爪床から出血することがあるのです。

付け外しによる爪に隙間ができるリスク

アセトンを使った取り外しの際、自爪とつけ爪の間に隙間ができてしまうと、緑膿菌と呼ばれる爪カビに感染する危険性もあります。自爪とつけ爪の隙間ができると水が溜まりやすくなり、その湿り気で細菌が繁殖しやすくなるわけです。感染すると爪が緑色に変色することから「グリーンネイル」とも呼ばれます。詳しくは『爪が緑色に!女性を脅かすグリーンネイルの原因と治療法』をご覧ください。

ジェルネイル・ネイルアートの流行とともにトラブルも増加

つけ爪やネイルアートが浸透しているなか、同時にトラブルも増加しています。国民生活センターが出している公表資料を見ると、つけ爪やネイルアートによる健康被害の相談が寄せられています。

ジェルネイルによるトラブル事例

たとえば「ネイルアートをした後、指が腫れて化膿した」、「すぐにはがれてくるジェルネイルを3回やり直してもらったら、爪が乾燥して表面がはがれ、痛みが出た」、「つけ爪が肉に食い込んでしまい血豆ができた」などの意見があります。その他にも、数多くの危害情報が報告されています。

国民生活センターからのアドバイス内容

国民生活センターでは消費者へのアドアイスを以下のように公表しています。

  • つけ爪は、爪に負担がかかるものであることを認識しましょう。
  • つけ爪用の接着剤や用材は、かぶれや化学やけど、引火に注意。購入する際、表示をよく確認し、慎重に取り扱いましょう。
  • 自分で施術するときは、衛生管理をしっかり行い、異常を感じたらすぐに受診しましょう。
  • サロン選びにも注意。認定資格なども参考にしましょう。
  • 無理に施術を続けず、時おり爪を休ませましょう。

リスクを知ったうえでおしゃれを楽しみましょう

このようにつけ爪やジェルネイルは、爪だけでなく体の健康を損なうおそれがあるものだということをよく理解し手おく必要があります。そして、ネイルのつけかえの時には爪の状態をよくチェックしておくことが大切です。そのうえで十分に注意して、爪のおしゃれを楽しみましょう。

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