魚の目(うおのめ)が痛い!そんな時の応急処置法とは

更新日:2016/12/09 公開日:2015/10/27

魚の目(うおのめ)の予防・対策

魚の目が進行すると、歩いて患部が当たるたびに痛みを感じることがありますが、そんなときは、どのような対処をすればよいのでしょうか?今回は、魚の目が痛いときの対処法をご紹介していきます。

魚の目が痛くて、歩くのも辛い!というときは、どんな対処をすれば良いのでしょうか。今回は、魚の目が痛いときの応急処置の方法をご紹介していきます。

魚の目が痛いときの応急処置

魚の目が痛いときは、患部にドーナツ状の保護パッドを貼り、摩擦や圧迫を防げば、痛みを軽減することができます。保護パッドは、足指用や足裏用など、いろいろな種類があるので、自分の症状に合うものを探してみましょう。

また、魚の目が痛いという人は、靴が足に合っていない可能性もあるので、今履いている靴のサイズや横幅、かかとのフィット感などを再度確認し、自分の足に合った靴を履くことも大切です。自分では判断しづらいという場合は、「シューフィッター」がいるお店で相談してみると良いでしょう。シューフィッターとは。フィッティング技術や足の構造、機能、病理などの幅広い知識を習得している靴の専門家のことです。

魚の目が痛む理由

魚の目が進行すると、歩くたびに痛みを感じるのは、どうしてなのでしょうか。

そもそも魚の目は、皮膚の防御反応で生じるものです。皮膚の表面は、「角質層」で覆われており、この角質層は、体内からの水分の蒸発を防いだり、外からの物理的刺激や細菌、ウイルス、紫外線などから体を守ったりするバリアの役割を果たしています。このため、皮膚の一部分に集中して、摩擦や圧迫などの刺激が繰り返し加わると、角質層は、ダメージを受けた部分を厚く硬く覆うことで、皮膚の内部を守ろうとするのです。

足裏にも、もちろんこの作用があります。しかし、足裏は毎日長時間、地面に強く押しつけられるため、外側に向かって角質層が分厚くなることができません。

そのため、皮膚の内側に向かって、角質層が肥厚していきます。その結果できるのが魚の目です。このとき、先の尖った円すい状になって肥厚していくため、中心に硬い芯ができるのです。そして、この芯が皮膚の内部の神経のある層(真皮層)にまで達すると、歩くたびに神経が刺激され、痛みを感じてしまうのです。

治すためには芯の除去が必要

魚の目の応急処置として、保護パッドの活用や、靴を自分の足に合ったものに変えるという手段ご紹介しましたが、こういった方法で治せるのは、症状が軽い魚の目だけです。芯が皮膚の奥に食い込んでいるような魚の目の場合は、芯を完全に取り除かなければ、治すことは困難です。

そういった場合は、角質をやわらかくする「サリチル酸」入の市販薬を使い、芯を除去するとよいでしょう。

市販薬には、パッドタイプや液体タイプなどがありますが、たとえばパッドタイプの場合は、入浴後に足をよく拭いてから、患部の薬剤の染みこんだパッドを貼り、ずれないように固定用のテープでとめます。そのまま数日貼ったままにしておけば、サリチル酸が皮膚に浸透して、皮膚が白くやわらかくなるので、その頃に、ピンセットなどで痛みを感じない程度に、患部の周囲から芯を取り除くのです。

今回ご紹介したのは、あくまで応急処置です。根本的な治療をするには、医師の診察をうけることをおすすめします。

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