溶連菌による高熱やのどの痛みなどをホームケアするときのポイント

更新日:2016/12/09 公開日:2015/10/30

溶連菌感染症の治療と対策

溶連菌感染症の主症状とも言える、高熱とのどの痛みのホームケアについて、ドクター監修の記事にてお伝えします。少しでも早く症状をやわらげるためにも、ポイントを押さえておきましょう。

溶連菌に感染すると、高熱やのどの痛みがあらわれることが多いです。このような症状が見られるときには、抗生物質の服用だけでなく、ホームケアの仕方にも工夫が必要です。症状をやわらげるポイントを見ていきましょう。

溶連菌感染症による高熱・のどの痛みのホームケア

溶連菌感染症の症状のなかでもよく見られるのが、高熱とのどの痛みです。これらの症状は、基本的には抗生物質を服用することでやわらいでいきます。再発を防ぐためにも、処方された抗生物質は医師に指示されたとおり最後まで飲みきらせ、溶連菌を確実に退治しましょう。そのうえで、正しいホームケアにより症状の悪化を防ぐことも大切です。以下に、症状を緩和させるホームケア方法をご紹介します。

高熱に対して

高熱がでているときは、室温をしっかり調整して安静にさせることが大切です。子どもが寒いと訴えるときは温かくし、暑いと言うときは涼しくしてあげましょう。

また、熱が高いときには入浴は控えてください。お湯をしぼったタオルで汗をふきとり、乾いたタオルで水気をふいてあげましょう。汗をかいているときは、こまめに着替えさせることも大切です。熱が37.4度以下になってから24時間たったら、シャワーで汗を流しても構いません。様子をみながら、少しずつ入浴できるようにしていきましょう。

ただし、発疹がでている場合は、体を温めるとかゆみが強くなることがあります。長湯はせず、ぬるま湯でさっと流すとよいでしょう。また、肌をかいて傷つけないよう、爪も短く整えてください。

のどの痛みに対して

のどに強い痛みがある場合には、おかゆや煮込みうどん、ゼリー、ヨーグルトなど、のど越しがよく消化にいいものを食べさせましょう。熱い・からい・すっぱいといった刺激の強いものは、避けてください。

食欲があるときでも、消化のよいものを選ぶようにしましょう。食欲がない場合は、消化によいものに限り、好きなものを食べさせてかまいません。ただし、脱水症状を起こさないよう、水分補給はしっかり行ってください。のどが痛くて食べられるものがない場合でも、水分だけはきちんと摂取させましょう。

家族間感染に注意!

溶連菌は感染力が強いため、一緒に過ごす時間の長い家族にうつることが多いです。子どもに感染しやすい菌ではありますが、大人に感染しないわけではないので、兄弟姉妹だけでなく親も注意してください。特に、抵抗力の弱まっている妊婦や高齢者は、十分気をつけましょう。過去に感染経験があったとしても、油断は禁物です。溶連菌にはたくさんの種類があるため、くり返し発症する可能性があります。

飛沫感染を避けるために家の中でもマスクをし、手洗いやうがいを徹底してください。経口感染もしやすいので、食べ物はもちろん、コップや食器、タオルの共有も避けましょう。

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