過度な糖質制限は冷え性を悪化させる?

更新日:2016/12/09 公開日:2015/10/30

気になる糖質制限の疑問・不安

高いダイエット効果が期待できる糖質制限ですが、糖質を制限した食生活を送ることで、冷えを招くこともあります。糖質制限で冷えが起こるのはなぜなのでしょう。その原因や対策をドクター監修の記事でご紹介します。

健康やダイエットによい効果をもたらす糖質制限ですが、糖質制限が冷えの原因になることがあります。糖質制限と冷え性の関係について解説していきます。

過度な糖質制限は冷えの原因に

糖質は、身体を動かすエネルギー源となると同時に、身体の熱も作っています。糖質を制限すると、熱を作り出すもとが身体から無くなるため、冷えを招きやすくなります。

また、筋肉量が落ちることも冷えを招く原因になります。タンパク質を十分にとらず、厳しい糖質制限を行った場合、筋肉量が落ちてしまうこともあり、その場合は、食事内容を一度見直す必要があります。

冷えがダイエットに与える影響

慢性的な冷えを感じる人ほど、食事を減らしたり運動量を増やしたりしても、体重が落ちにくい傾向があります。これは、身体が冷えているために代謝が落ちていることが大きな原因です。

人間は、体温が1℃低下すると基礎代謝がおよそ12%落ちます。仮に1日の基礎代謝量を1,200kcalとすると、体温が1度低ければ1日約144kcalのエネルギーを消費できなくなる、ということです。

一般的に、1kgの脂肪を落とすには、7200kcalの消費が必要だといわれています。単純計算すれば、同じ活動量で同じ食事だったとしても、体温低下する前よりも50日も遅れてしまうことになります。

さらに、体温が下がって冷えた状態になると、水分や脂肪が溜まりやすくなるうえ、血液やリンパ液の流れも悪くなり、引いては老廃物も排泄しにくくなるので、むくみやセルライトができやすくなってしまいます。

糖質制限で冷えを感じる場合の対策

糖質制限を始めてから冷え性になった、という場合は、少し糖質の摂取量を戻してみましょう。その場合、甘いお菓子などではなく、ごはんを小さめのお茶碗に軽く盛る程度が適量です。

また、1日30分以上歩くなどして筋肉量を増やしたり、半身浴や岩盤浴で代謝を高めることも、冷えの改善に効果的です。

また、体を温める食材の代表、しょうがは、低GI食品です。普段の食事に積極的にとり入れるとよいでしょう。

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