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むくみ(浮腫)の症状を解消したい!病院での診察は何科がいいの?

更新日:2018.01.12
公開日:2015.11.24
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この記事の監修者
加藤メディカルクリニック 院長 加藤浩司

顔や脚のむくみは日常的に起こりやすいものですが、普段よりむくみ具合がひどいときや、あきらかに異常なむくみを感じたときは、病院で診てもらうようにしましょう。ここでは、むくみで病院にかかる場合、何科を選べばよいのかについて、ドクター監修の記事で解説します。

「むくみ」は、なんらかの原因によって皮膚の下に水がたまった状態のことを言います。長く立ち仕事をしたときに脚がむくむ、お酒を飲みすぎた翌日に顔がむくむ、といったことは日常的にも起こりますが、明らかに普段と違うむくみ方や、異常なむくみを感じたとき、なかなか改善しないときは、医療機関を受診しましょう。

むくみ(浮腫)が気になるときは何科に相談すればよい?

ひとくちに「むくみ」と言っても、原因はさまざま。女性は生理前や生理中にむくむ事が多いので、いつものこと、と受け流してしまうことも。また、塩辛いものを大量に食べたり、お酒を飲みすぎた翌朝にむくみが出た、という経験をしたことがある人も多いでしょう。このように、病気でなくても多少むくむことは誰にでもあるものです。しかし、中には病気によって引き起こされているむくみもあるため、異常なむくみを感じたときは、医療機関を受診しましょう。

腎臓・肝臓など内臓病が疑われるむくみは総合病院へ

通常であれば、むくみは数日以内にとれるものですが、何日もむくみが続く場合や、むくみが現れるとともに急激に3㎏以上体重が増加した場合には、内臓病が疑われます。

むくみには痛みがなく、日常生活に支障をきたすことも少ないため、放置されてしまいがちですが、内臓病の存在を知らせてくれる大切なシグナルでもあります。

内臓病とひとくちに言っても、腎臓、心臓、肝臓など、さまざまな可能性が考えられますので、まずは総合病院などを受診し、むくみの直接原因を解明しましょう。

下肢静脈瘤が疑われる場合は血管外科へ

また、むくみの症状が現れる病気として、「下肢静脈瘤」があります。下肢静脈瘤とは、脚にある静脈に血が溜まって血管が拡張し、外見的にこぶのようになった状態で、40歳以上の女性に多く見られます。疲れやすい、だるいなどの症状とともに、むくみが現れます。

下肢静脈瘤の場合は、血管外科が専門になります。目に見えてわかりやすいため、専門医でなくても診断は可能ですが、よりよい治療を受けるためにも専門医の受診をおすすめします。

このほか、乳がんや婦人科系の手術をした後に現れるむくみや、薬の副作用で発生するむくみもあります。このようなむくみが見られた場合は、その担当医に相談するようにしましょう。

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