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むくみの原因がわからない「特発性浮腫」の特徴と対応

更新日:2016/12/09 公開日:2015/11/24

なぜだかわからないけれど定期的にむくみが起こる…そんな人は「特発性浮腫」かもしれません。「特発性浮腫」とはいったいどういうものなのか、その特徴と対処法について解説します。

病気によるむくみとも、一過性のむくみとも異なる、「特発性浮腫」

むくみは、人間の体内の水分のバランスに異常が起こることで生じます。血液や、細胞の中にある細胞内液、細胞と細胞の間を埋める間質液のバランスが崩れると、細胞のすき間に水分が溜まってそれがむくみとなるのです。

むくみの原因には、腎臓、心臓、肝臓、内分泌系、静脈、リンパ節などの病気や薬剤などの副作用もありますが、過労や睡眠不足でもこの水分バランスは崩れてむくみが起こります。

寝不足によって顔がむくむ、長時間の立ち仕事で足がむくむ、といったことは日常よく経験するもので、多くの場合一晩寝れば解消されます。このように、一時的に体の一部がむくむものは「一過性のむくみ」であり、ほとんど心配いりません。

一方で、病気や薬剤の影響でもないのに周期的に全身性にむくみが起こるケースもあります。このようなむくみは「特発性浮腫」と呼ばれます。

特発性浮腫の特徴

特発性浮腫は、立ち姿の状態で誘発されることが多く、足や手のほか、顔面や腹部にも現れることがあります。

このむくみは夕方に著しくなる傾向があります。余分な水分が溜めこまれるため、夕方には朝と比べて体重に1キロ以上、立ち仕事をしている場合は2~3キロもの体重増加がみられることもあります。

さらに、女性に多く見られるのも特徴で、また、生理前になると悪化する傾向があることから、ホルモンバランスとなんらかの関係があるのでは、と考えられています。また、ストレスを抱える人にも多く見られるため、自律神経との関係も示唆されています。

特発性浮腫では、むくみが生じるほかに、疲労を感じる、不安感に苛まれる、うつ状態に陥るなどの、精神的な症状をきたすこともあります。

特発性浮腫の予防・対処法

特発性浮腫は、ストレスが増えるとむくみも増悪する傾向があるため、予防・対策にはストレスコントロールが大切になります。むくみそのものは放置しておいても重大な疾患に繋がることは少ないとされていますが、うつ状態など、精神症状をきたすこともあるため、精神的な部分では十分なケアが必要と言えます。

また、むくみへの一般的な予防法でもある塩分摂取の制限や水分摂取量の調整なども有効とされています。

さらに、むくみを解消するには、余分に溜まった水分を体外へ排出して体内の水分バランスを整えることが重要です。そのためには、運動をとり入れて代謝を活発にすること、立っている時間を短くし排泄の低下を防ぐことも有効です。

違和感を覚えたら、医療機関に相談を

一過性の浮腫や特発性浮腫の特徴を持つむくみが現れても、それが病気などの異常によって生じている可能性もあります。むくみが長引く、体重が急激に増えるなど、少しでも違和感を覚えたら医療機関に相談しましょう。

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