風疹(ふうしん)の具体的な症状
更新日:2016/12/09 公開日:2016/01/27
風疹(ふうしん)の原因・症状
風疹は、風疹ウイルスへの感染によって起こる感染症ですが、発症すると、どのような症状が現れるのでしょうか。今回は、風疹の具体的な症状や、風疹にかかったときの対処法などをご紹介していきます。
風疹(ふうしん)の主な症状は、リンパの腫れ、発疹、発熱です。しかし、個人によって他の症状が現れたり、全く症状が現れない人もいます。ここでは、そういった風疹によって起こる症状について、解説していきます。
風疹の主な症状「リンパ節の腫れ」
風疹ウイルスに感染すると、2〜3週間ほどの潜伏期間を経て発症します。まず、最初に起こるのがリンパ節の腫れです。特に耳や首などのリンパ節が腫れます。その際、患部に痛みをともなうのも特徴のひとつ。このリンパ節の腫れが治まるには、3〜6週間ほどかかります。
風疹の主な症状「発疹」
リンパ節が腫れ出してから数日後、今度は顔を中心に、淡いピンク色をした小さな発疹が現れます。この発疹は数日をかけて、全身に広がっていきます。はしか(麻疹)のように発疹自体が大きくなることはなく、かゆみはほとんどありません。また、発疹は3~5日程度で治まります。
また約半数の人に38度程度の発熱も見られます。発疹と発熱は3〜5日程度で治まります。
風疹の主な症状「発熱」
風疹の症状が現れはじめ、発疹が現れた頃、発熱をともなう場合があります。しかし、すべての方に起こるわけではなく、風疹患者のおよそ半数に発熱がみられます。
その他に起こる症状・合併症
その他の症状として、目の充血、喉の痛み、咳、頭痛、関節の痛みなどを感じる方もいます。また、まれに2000〜5000人に1人くらいの割合で「急性脳炎」や「血小板減少性紫斑病」などの重い合併症を引き起こしたりして、入院が必要になるケースもあります。
風疹で特に気をつけたいのが妊娠している女性です。妊婦が風疹を患うことで、胎児に影響を与えるリスクがあります。
詳しくは『妊婦の風疹(ふうしん)の症状と対策』をご覧ください。
症状が出ない場合もある「不顕性感染」
風疹ウイルスに感染したのにもかかわらず、症状が現れないことがあり、これを「不顕性感染」と呼びます。これは、ウイルスによる感染症全般にみられるものです。自覚症状がなく、自身への影響がないため、周囲への感染を拡大してしまう恐れがあります。
子供と大人の場合で症状や治療なども変わる
風疹は子供の病気という認知されがちですが、現在は風疹にかかる方の多くが成人です。さらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
この病気・症状の初診に向いている科 小児科
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