歯が生えていなくてもやっている!?赤ちゃんが歯ぎしりをする理由

更新日:2018/01/12 公開日:2016/01/23

歯ぎしりの症状・原因

赤ちゃんの歯ぎしりは、放っておいて歯に悪影響はないのでしょうか?ストレスが原因で起こる大人の歯ぎしりに対し、赤ちゃんの歯ぎしりは何が原因なのでしょうか?ドクター監修のもと、赤ちゃんの歯ぎしりの原因と影響について解説します。

小さな赤ちゃんが、歯ぎしりをするのはどうしてなのでしょうか?今回は、その理由とメカニズムをお話していきます。

赤ちゃんでも歯ぎしりするの?

赤ちゃんが歯ぎしりをしているのを見ると、親御さんとしては、「放っておいても大丈夫だろうか」と、心配になってしまうかもしれません。でも、歯が生え始めた赤ちゃんの歯ぎしりは、生理現象なので、心配する必要はありません。もちろん、まったく歯ぎしりをしない子もいますが、10人のうち1〜2人は、歯ぎしりをするといわれています。

赤ちゃんの歯ぎしりは、乳歯が生え始める生後6か月頃から始まりますが、乳歯が生えそろう頃になれば、自然に治まるとされています。

赤ちゃんの歯ぎしりで乳歯は大丈夫?

歯というのは、ただ生えてくるだけでは機能せず、上下の歯が噛み合うことで、食べ物を噛み切ったり、噛み砕いたり、すり潰したりすることによって機能します。しかし、歯が生え始めたばかりの赤ちゃんには、どうやって歯を使えばいいのかがわかりません。そこで赤ちゃんは、歯ぎしりをすることで、歯の使い方を練習しているという説があります。

また、赤ちゃんは歯ぎしりをすることで、もっとも心地よい噛み合わせの場所を探しながら、あごの位置を調節したり、これから生えてくる歯の位置を決めたりもしています。

大人の歯ぎしりには、ストレスが関係していると考えられていますが、赤ちゃんの歯ぎしりは、発育の一過程の場合が多いと言えます。ただし、生後6~7か月から赤ちゃんも自我が芽生え始めるので、何らかのストレスを感じている可能性がある事は知っておきましょう。

赤ちゃんの歯ぎしりの対処法

このように、赤ちゃんの歯ぎしりは、成長過程に必要なものなので、基本的には心配しなくても大丈夫です。しかし、乳歯が生えそろった2歳半~3歳を過ぎた後にも歯ぎしりが続くようなら、歯科医に相談しましょう。この年齢での歯ぎしりはストレスが要因である事も少なくありません。

中には、歯がすり減り過ぎてしまうケースもあります。日頃から気をつける事としては、赤ちゃんの発育に合った育て方をする事が大切です。それが心と体の健康につながっていきます。下記のようなポイントに気をつけるとよいでしょう。

  • 赤ちゃんがお座りするようになったら、成長に合わせてイスを調整します。姿勢が悪いと奥歯が強く当たりやすくなったり、咀嚼も上手くできなくなったりします。
  • 赤ちゃんの咀嚼能力に合った食事を与えるようにします。例えば肉や葉物野菜などの繊維質、大豆の皮などをすり潰すだけの咀嚼はまだできません。
  • おやつはキチッと時間を決めて与えてください。この年齢は胃袋も小さいため、おやつをだらだら与えてしまい、食事時におやつが残っていると、お腹も空いてなく楽しく集中して食事が出来ません。お腹を空かせて食事を集中して食べられることが、心の健康に直結します。
  • 様々な環境要因でストレスを感じる事を知っておきましょう。例えば母親の妊娠で、母親の体調や機嫌が変わったり、妹や弟が生まれたりした際には、感じることが少なくない様です。

この病気・症状の初診に向いている科 歯科

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