胸焼けのときによい食べ物と避けるべき食べ物

更新日:2016/12/09 公開日:2016/01/27

胸焼けの対処・治療方法

胃のムカムカや、キリキリとした痛みがあるなど、胸焼けを感じるときは食事を抜く方がよいのでしょうか。胸やけを起こしたときに有効な食べ物と避けた方がよい食べ物について、詳しく解説していきます。

食べ過ぎや飲み過ぎなどが原因で起こる「胸やけ」。胸やけは、胃から胃酸が食道に逆流して起こります。今回は、胸やけがあるときに食べた方がよい食品と避けた方がよい食品について説明します。

胸やけ時には食事を抜いたほうがいいのか

胸やけがあるときは、まず胃への負担を減らしましょう。しかし、食事を抜くことはおすすめできません。原因が胃酸過多などの場合、空の胃を胃酸が傷つけ、逆に胃が荒れることがあります。栄養価が高く消化のよいものを少量、よく噛んで食べましょう。

また、牛乳を飲むこともおすすめです。牛乳を飲むと食道の内面に膜ができ、胃酸の刺激から胃を守ってくれます。牛乳は、無調整のものより低脂肪、または無脂肪の方がよいでしょう。牛乳がない場合は、水でもかまいません。逆流したものを洗い流し、食道をきれいにしてくれます。

胸やけによい食べ物

胸やけがあるときは、食欲もあまりないと思います。しかし、なにも食べないと、前述した通り、胃の荒れの原因になったり、エネルギー切れになって脱力感に襲われたりしてしまいます。ですから、消化がよく、栄養価に優れたものを少量ずつ食べましょう。

おすすめなのは、よく煮込んでやわらかくしたうどんやおかゆなどです。炭水化物は体のエネルギー源なので、少量でも食べるようにします。ただし、あまり噛まずに飲み込むと逆効果です。少量ずつよく噛み、ドロドロの状態になってから飲み込みましょう。

ヨーグルトや白身魚、卵もよいでしょう。生卵は消化が悪いので、必ず加熱してから食べましょう。

胸やけ時に避けるべき食べ物

揚げ物や脂身の多い肉など脂肪の多い食べ物は、消化に時間がかかるだけでなく、胃液の逆流も起こりやすくなります。

スパイスが多く使われた料理や辛い料理、すぐに飲み込めないほど熱いもの、冷た過ぎるもの、また、柑橘類や酢など酸性のものは、食道の粘膜を刺激し、胸やけを悪化させます。

味付けが濃い料理やケーキ、あんこなど糖質を多く含む食べ物は、胃で溶けたときに高浸透圧の液体となり、食道に逆流した際に胸やけを起こしやすくなります。アルコール、カフェイン、煙草などの嗜好品も、胸やけのあるときは避けましょう。

その他、いか、たこ、貝類、きのこ類、繊維質の多い野菜(セロリやごぼうなど)も消化が悪いので、おすすめできません。

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