RSウイルスとは?菌の特徴や流行・感染時期について

更新日:2016/12/09 公開日:2016/01/14

RSウイルス感染症の基礎知識

RSウイルス感染症の原因となるRSウイルスとは、どのようなウイルスなのでしょうか。ここでは、ドクター監修の記事のもと、このRSウイルスの菌の特徴や流行・感染時期について詳しく解説します。

1歳未満の乳児が感染すると、重症化する恐れもあるRSウイルス。このRSウイルスとはどのようなウイルスなのでしょうか。以下で詳しく解説します。

RSウイルスとは?

RSウイルスのRSは、respiratory syncytial=呼吸器の合胞体という意味を略しており、ウイルスが感染した際、呼吸器の細胞が合わさって1つになるため、そういわれています。感染によって、のどや気管など呼吸器の感染症(RSウイルス感染症)を引き起こします。

RSウイルス感染症の詳しい内容については、

関連リンク『子供の発症率100%!?RSウイルス感染症の症状と原因』をご覧ください。

RSウイルスは、日本だけではなく世界中に存在しています。蔓延する地理や気候に偏りはありませんが、全世界の患者に共通するのは、1歳未満の乳幼児が感染すると重症化する可能性があること、毎年都市部を中心に流行していることなどがあげられます。

しかし、RSウイルスは乳幼児のみが感染するものではありません。2歳以上の子どもや大人も感染します。ただし、2歳以上の子どもや大人が感染しても、風邪のような症状しか出ないことが多いため、自分がRSウイルスに感染していると気がつかない場合もあります。その場合、乳児にうつしてしまう危険性が出てきます。ですから、2歳児未満の子供だけではなく、それ以上の年齢の子供や大人も感染には気をつけなければいけません。

大人のRSウイルス感染症や注意点の詳しい内容については、

関連リンク『症状が違う!大人のRSウイルス感染症の症状と注意点』をご覧ください。

RSウイルスの流行・感染時期について

RSウイルスは、通常は秋から増加し12月頃にピークを迎え、年明けは徐々に減少し3月ころに落ち着いてきます。そのため、10月くらいから警戒を始め、4月くらいまでは、気を抜かないようにすることが肝心です。

RSウイルスの予防方法については、

関連リンク『RSウイルスのワクチンや予防接種はある?』

関連リンク『RSウイルスの自宅でできる予防方法』

をご覧ください。

また、これまではRSウイルスの流行・感染時期は、秋から冬にかけての流行が見られてきましたが、2011年以降からは、夏場である7月頃からRSウイルスに感染したという報告もみられています。また、厚生労働省によると、2014年の RSウイルスの感染報告数は、8月~9月の期間に急速に増えているようなので、今後の動きについて、さらなる注意が必要です。

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