乳児にみられるRSウイルス感染症の検査・診断方法

更新日:2017/03/22 公開日:2016/01/23

RSウイルスの治療と対策

RSウイルス感染症になっているかどうかを調べる検査法には、簡易検査とウイルス学的検査の2種類があります。30分程度ですぐに結果がわかる簡易検査が主流となっていますが、ドクター監修のもと解説をします。

RSウイルス感染症かどうかを診断するには、どのような検査が行われるのでしょうか。また、赤ちゃんが感染した場合、どのような症状が現れるのでしょうか。

RSウイルス感染症の症状

RSウイルス感染症になった場合、その症状はさまざまです。軽い風邪のような症状から、ときには肺炎を引き起こしてしまうケースまであります。RSウイルス感染症は2歳までの乳幼児のほとんどが発症するといわれており、初めて感染発症した場合は、免疫がないことから、症状は重くなりやすいといわれています。とくに、生後数週間〜数か月の乳児がRSウイルス感染症になった場合は、細気管支炎、肺炎といった重度の病気を引き起こす可能性があるので、注意が必要です。

では、乳児がRSウイルス感染症を発症した場合、どのような症状が現れるのでしょうか。冬場に赤ちゃんが、鼻汁や咳をしたり、のどから「ゼーゼー」と聞こえるようになった場合には、RSウイルス感染症を発症している可能性があります。その場合、すぐにドクターに相談しましょう。

RSウイルス感染症の検査・診断方法

RSウイルス感染症かどうかを判断する検査方法には、簡易診断とウイルス学的検査がありますが、現在主流となっているのは、検査キットによって鼻汁などからウイルスの有無を確認する簡易検査です。

簡易検査は検査法が簡単なうえ、30分程度で感染の有無がわかるメリットがありますが、どの程度感染したかまでは判明できません。そこで、簡易検査によってRSウイルス感染症が認められたら、検査を次のステップに進める必要があります。採血を行って検査の陽性反応を確認し、胸部レントゲンを撮影して、気管支炎の状況などを把握するのです。採血により血液を調べると、RSウイルス感染症の程度について詳しく知ることができますが、結果が出るまでには数日間かかります。

この病気・症状の初診に向いている科 内科

今すぐ読みたい