RSウイルスの自宅でできる予防方法

更新日:2016/12/09 公開日:2016/01/22

RSウイルスの治療と対策

RSウイルスが物に付着した場合は4〜7時間は感染力を持ち、また体内に侵入した場合、2週間〜1か月に渡って周囲の人に感染させる恐れがあるなど、RSウィルスにはとても強い感染力があります。RSウイルスから免疫の弱い子供を守るために、自宅でできる予防方法を紹介していきます。

感染力が強いといわれているRSウイルスは、集団感染を引き起こす危険性があります。RSウイルスの感染経路を断ち、予防するには、どんなことに気をつけるべきなのでしょうか。

RSウイルスの感染経路と危険性

RSウイルスは飛沫感染と接触感染の2経路が主な感染経路となり、空気感染はしません。しかし、このRSウイルスは、感染力と増殖力が非常に強い特徴があります。たとえば、手すりやドアノブ、おもちゃなどにRSウイルスが付着した場合、4〜7時間は感染力を持っています。手に付着したら30分間は、感染する力を持っているのです。また、RSウイルスは、体内に侵入したら発症前の潜伏期にも周囲の人を感染させ、さらに、症状が消えたあとも、1〜3週間は強い感染力を持っています。そのため、保育園や学校、病院の入院病棟、老人ホーム、家庭内などでの集団感染しやすい特徴を持ちます。

毎年、秋から冬にかけての時期は流行しやすく、特に注意が必要です。そして、恐ろしいことに、RSウイルスは眼や鼻などの粘膜からも感染するほど強力なウイルスなので、通常の鼻と口を覆うマスクをしていても感染してしまう場合があります。RSウイルスの感染経路についてはRSウイルスの感染経路とはをご覧ください。

RSウイルスの予防方法

非常に強力な感染力を持つRSウイルスですが、消毒剤に対する抵抗力が弱いという弱点もあります。そのため、家族が共有するものや赤ちゃんがよく手や口にするものなどをこまめに消毒するのは、RSウイルスを殺菌するのに有効的な手段です。消毒に使用するものには、消毒用エタノール、次亜塩素酸ナトリウム、ポビドンヨードなどがおすすめです。

万が一、家族のひとりが感染してしまった場合は、赤ちゃんに極力近づかないようにしましょう。また、外出の後や調理・食事の前には必ずうがいと石けんで手を洗い、RSウイルスが流行する秋から冬にかけては、大人はマスクを着用し、人ごみに赤ちゃんを連れていかないようにしましょう。赤ちゃんに触れるときは、事前にうがいと手洗いをしてから触れるようにすると安心でしょう。

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