花粉症で咳が止まらないときの対策

更新日:2016/12/09 公開日:2016/02/03

花粉症の対策

花粉症で激しい咳がでる人がいますが、これは決してめずらしいことではありません。花粉症が原因で、ひどい咳が止まらないことがあります。通常の薬だけでは治療できないこともあるので注意が必要です。今回は、花粉症による咳が止まらないときの対策と、花粉症で咳が生じる理由について、ドクター監修の記事でお伝えします。

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花粉症による咳の特徴と予防法

花粉症による咳の特徴

風邪による咳と見分けがつきにくいかもしれませんが、たんの絡まない咳が長く続くのが特徴です。また、のどのイガイガも気になるでしょう。

咳を予防するためには

花粉症による咳を防ぐためには、花粉の吸い込みを避けなければなりません。マスクやメガネを着用し、花粉が鼻や目、のどに侵入するのを防ぎましょう。できるだけすき間ができないタイプのマスクやメガネを選ぶのがポイントです。マスクは少し濡らすと、花粉をシャットアウトする働きが高まります。

帰宅後には、しっかりとうがいをしてください。さらに、すぐにシャワーを浴びて顔や体に付いた花粉を洗い流すとよいでしょう。自宅に入る前には、コートや帽子についた花粉を落としてから入るようにして、家の中に花粉を持ち込まないことも大切です。

花粉症で咳がでる理由

花粉症の原因物質でもっとも多いとされるスギ花粉は、粒子が大きいため、鼻に入り込んでも鼻の粘膜に留まる特徴があります。つまり、気管支に侵入しにくいのです。しかし、鼻つまりによって口呼吸となることにより、本来の鼻の加湿空気清浄機としての機能が働かず、抗原が気管支でも炎症を起こしてしまうことがあります。

花粉症の咳の治療方法

花粉症が原因で咳がでる人は、鼻以外に気管支でもアレルギー性の炎症が起きている可能性があります。気管支に生じた炎症に対する治療には、鼻炎の治療と並行して行った方が、薬の量や受診回数、治療費が少なくて済むという研究発表がされています。

したがって、花粉症によって咳が出る場合には、花粉症の治療で一般的に処方される抗アレルギー薬や点鼻薬、点眼薬に加えて、喘息の治療に用いられる吸入ステロイド薬を同時に使用するのが効果的でしょう。

咳がひどい場合は病院の受診を

咳が2~3週間以上も止まらない場合には、耳鼻咽喉科や内科で診てもらうことをおすすめします。 花粉症で咳の症状がでている人は、適切な治療を受けるためにも、受診の際に医師に伝えるのを忘れないようにしてください。

この病気・症状の初診に向いている科 耳鼻咽喉科

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