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とびひ(伝染性膿痂疹)は大人にもうつる!?

更新日:2017/09/14 公開日:2016/02/11

とびひ(伝染性膿痂疹)は年齢に関係なく発症します。水ぼうそうといったウイルス性疾患とは異なり、一度感染したら免疫ができるわけではありません。こういった特徴があるとびひに関して、子供から大人にも感染するのかどうかについて確認します。

子供から大人に「とびひ」はうつるのか?

結論から言うと、とびひ(伝染性膿痂疹)は子供から大人に感染する可能性があります。そこでとびひの特徴を理解しながら、どのように感染するかを理解しておきましょう。

とびひとはどういった病気か?

とびひ(伝染性膿痂疹)とはどういった病気なのでしょうか。まずは、この病気の特徴について理解します。

とびひは年齢を問わずに発症する

とびひは年齢を問わず発症します。とびひには2種類あり、子供がかかりやすい水疱性膿痂疹(すいほうせいのうかしん)と、年齢に関係なく発症する痂皮性膿痂疹(かひせいのうかしん)があります。とびひの症状については『とびひ(伝染性膿痂疹)の症状と種類』で紹介しています。

原因菌は常在菌として存在している

とびひの原因菌となる黄色ブドウ球菌やA群β溶血性連鎖球菌(ようけつせいれんさきゅうきん)などの菌は、人間ののどや皮膚などに常在菌として存在します。健康な状態では害はありませんが、皮膚表面の傷などから菌が侵入し感染すると発症する可能性があります。

肌のバリア機能が弱い人ほど注意する

アトピー性皮膚炎の方や高齢者など肌のバリア機能が弱っている方は、肌の内部に細菌が侵入しやすく、とびひになりやすいので注意が必要です。高齢者の場合は、診断のときに水疱性膿痂疹と似た皮膚病の水疱性類天疱瘡(すいほうせいるいてんほうそう)と区別するため、菌を採取し培養して診断することがあります。

免疫ができないので何度でもかかる

とびひにかかっても免疫はできません。菌に感染すれば何度でもかかるおそれがあります。子供のころにとびひにかかっているからといって、大人になってからかからないわけではありませんので注意が必要です。

とびひはどのようにうつるのか?

感染経路には空気感染や飛沫感染、接触感染などいくつかの種類があります。その中で、とびひの主な感染経路は、人から人、または物を介して感染する接触感染です。空気感染はしないので同じ空間にいるだけではうつることがありません。

とびひを予防するためのポイントとは?

とびひを予防するためにはどのような点に注意をすればいいのでしょうか。ポイントをまとめておきますので、感染を防ぐように取り組むといいでしょう。

水疱や膿疱をガーゼで覆うようにする

人から人へうつさないようにするためには、水疱や膿疱に直接触れないようにガーゼで覆い、十分に手洗いをしましょう。

タオルなどは共有しないようにする

物に付着した菌からもうつることがあるので、タオルなどは共有せず、使用後に熱湯消毒をするとよいでしょう。

爪を短くして肌を傷つけないようにする

とびひの原因菌を広げたり、肌を傷つけないように爪を短くします。家族全体で爪のお手入れや手洗いをし、肌の健康を保つように心がけると家庭内での感染の予防に効果的です。

とびひは大人にもうつる病気です

原因となる菌はすでに人間の皮膚やのどの中に常在菌として存在しているので、自家感染(自分がもともと持っている菌で感染)することもあります。鼻の中にいる黄色ブドウ球菌がとびひの原因となることが多いので、鼻をいじるくせのある子供には、できるだけ鼻をいじらないように指導し発症を防ぎましょう。

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