ストレスが原因?盲腸(急性虫垂炎)はなぜ発症するのか

更新日:2016/12/09 公開日:2016/02/18

盲腸の基礎知識

盲腸(急性虫垂炎)はどうして発症するのでしょうか?盲腸(急性虫垂炎)の原因として考えられる3つの項目を、ドクター監修のもと、解説していきます。原因を知り、予防にも役立てていきましょう。

「盲腸」とは俗称で、正式には「急性虫垂炎(きゅうせいちゅうすいえん)」と呼ばれる病気です。盲腸(急性虫垂炎)が発症する原因には、どのようなものがあるのでしょうか?

細菌やウイルス侵入による盲腸

盲腸を発症する原因にはさまざまな説がありますが、いまだ明確になっていません。

原因のひとつとして考えられているのが、大腸菌などの細菌やウイルスの侵入です。虫垂に糞便などの異物がたまる、リンパ組織が過剰に増える、腫瘍ができるといったことにより、虫垂の入口が狭くなったり、塞がったりします。すると、虫垂内部の圧力が上昇し、血行が悪くなります。血行が悪くなることで、細菌やウィルスの侵入を招き、炎症が生じてしまいます。

ストレスによる盲腸

ストレスにより盲腸を起こすこともあるといわれています。ストレスは交感神経を緊張させ、白血球のひとつである「好中球」を増加させます。好中球は殺菌能力が高く、体内に侵入した細菌やカビなどの異物を取り込み、死滅させる大切な役割を担っています。しかし、好中球は増えすぎると、大量の活性酸素を排出するという特徴があり、身体の組織を傷め、盲腸を起こすことがあります。

ストレスは盲腸だけでなく、他の病気の原因にもなりかねません。適度に休息をとりながらリラックスして、うまく発散することが大切です。

その他、生活習慣の乱れなどによる盲腸

生活習慣の乱れと盲腸の関係性も指摘されています。暴飲暴食、不規則な生活、疲労、便秘には注意しましょう。また、風邪や胃腸炎が原因となって、盲腸を起こすともいわれています。発症の原因にはさまざまな説がありますが、生活習慣が関係していると考えられる以上、日頃の体調管理はとても大切だと言えます。

盲腸の詳しい予防法については『盲腸(急性虫垂炎)の予防と再発防止』をご参照ください。

この病気・症状の初診に向いている科 消化器科

今すぐ読みたい