胃が痛い!胃炎の症状と原因、治療法まとめ

更新日:2017/04/11 公開日:2016/02/29

胃炎の基礎知識

急激な痛みや長期的な痛みなど、なんらかの胃の痛みを感じる場合は、胃炎を引き起こしている可能性があります。ここでは、 胃炎(急性胃炎・慢性胃炎)の症状やメカニズム、原因や検査法、治療法をドクター監修の記事で解説します。

誰しも経験のある胃の痛み。急激な痛みや、長期的に続く痛みなど、胃炎にはさまざまな種類があります。ここでは、 胃炎(急性胃炎・慢性胃炎)の症状と原因、検査法、治療法について、ドクター監修の記事で解説します。

胃炎の症状

胃炎になると、急な胃の痛みやムカつき、吐き気などが起こります。特に空腹時や夜になった時にシクシクと痛み出すことがあります。また、ひどい胸焼けや食欲不振、胃もたれ、時には背中の左側の部分に痛みを感じたり、吐血や下血などを引き起こす場合もあります。詳しくは 『「胃炎」の症状にはどんなものがある?』をご参照ください。

胃炎の種類とメカニズム

胃壁は粘膜でガードされていて、胃酸が直接胃壁に触れないように守られています。胃壁に少し傷が付いたくらいであれば、自身で修復できますが、傷が大きくなるにつれて修復が難しくなっていきます。

急性胃炎とは

なんらかの原因を受けてから短期間で炎症を起こすものを急性胃炎と呼びます。

上腹部(みぞおちあたり)の痛み、胃部膨満感、むかつき、もたれ、吐き気、嘔吐などが症状としてあげられます。

慢性胃炎と急性胃炎の違い

急性胃炎は、症状としてみぞおちの激しい痛みや、吐き気や下痢などがあります。慢性胃炎は、胃もたれ、胃の不快感、食欲不振、腹部膨満感、胸やけ、ゲップなどの症状が現れます。

胃炎の原因

胃炎にはさまざまな原因があります。

急性胃炎の原因

急性胃炎の原因は、精神的・身体的なストレス、解熱鎮痛薬や抗生物質などの薬剤、香辛料やコーヒー、アルコールなど刺激が強い飲食物、食物アレルギーや食中毒、インフルエンザなどの感染症、肝臓や腎臓など内臓疾患といったものの影響と考えられています。

※疾患とはいわゆる病気です。

慢性胃炎の原因

慢性胃炎の原因は、長期間におよぶ喫煙や飲酒、ストレス、また、加齢による胃の劣化も原因として考えられます。さらに、ピロリ菌の感染も疑われます。

詳しい原因については『どうして起こる?胃炎を招く原因』をご参照ください。

胃炎の対処法は

胃炎を発症した場合、症状を抑えるためには、規則正しい食生活や生活習慣の見直し、安静にすることなどがあげられます。ドラッグストアなどに胃酸を抑える市販薬も販売されていますが、重篤な病気を見逃している場合もあるので、医療機関に相談することをおすすめします。

急性胃炎の治療法

まずは原因を取り除くことが一番重要です。過労やストレスを回避し、通常の胃炎と同じく規則正しい生活や、刺激物の強い飲食物を避けるなどの心がけが大切です。

症状がひどい場合はケースによって内視鏡での止血や止血剤の投与、吐き気と嘔吐で食事が摂れない場合は点滴による栄養補給などが行われます。状態によっては入院治療が必要になることもあります。

また、胃酸の分泌を抑える制酸剤、胃の粘膜を保護する胃粘膜保護剤、痛みを抑える鎮痙剤などが処方されることもあります。

胃炎の検査と治療について

病院を受診した場合、まずは問診や触診による診察が行われます。さらに詳しい症状を知るために、バリウム検査や内視鏡による検査を行います。検査について詳しくは 『胃炎はどのように検査をするの』をご参照ください。治療は、急性・慢性どちらの場合も胃酸分泌抑制薬や胃の粘膜を保護する薬、胃の運動機能を改善させる薬などを用います。

胃炎になったときのアドバイス

胃炎になった場合は、まずは安静にして過ごすようにしたり、薬を内服したりして様子を見るようにしましょう。胃痛の原因が判明している場合は、その原因を取り除いていきます。慢性的な胃炎の場合は、強い痛みでないからといって自己判断は禁物です。長い期間痛みが続く場合や、嘔吐、下痢、吐血、下血などがある場合は、すぐにドクターに相談しましょう。

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