病院での「いびき」の診断・検査

更新日:2016/12/09 公開日:2016/02/16

いびきの基礎知識

いびきを根本的に治したいのであれば、医療機関での治療をおすすめします。病院で医師に相談した際、どのような検査や治療が進められていくのかを詳しく解説していきます。

医療機関でいびきの症状改善の相談した場合、どのような検査や治療が行われるのでしょうか。

医療機関で行なわれるいびきの診断方法

医療機関では、まず患者の症状を問診により確認します。いびきなどの自覚症状をはじめ、毎日の眠りについて、また日中の気になる症状などについて細かく状況を聞いていきます。睡眠障害に関する生活習慣病などの診断をした後、さらに睡眠呼吸障害の検査が必要な場合には、簡易型検査装置によるスクリーニング検査を行います。この時に使用される簡易型の睡眠検査装置は、睡眠時にこの装置を着用し、睡眠中の呼吸運動や体動、換気の様子、いびきなどを記録していきます。

さらに詳しい検査が必要になった場合は、PSG検査を行います。PSG検査とは、睡眠時無呼吸症候群の重症度や原因を調べる専門的な検査です。寝ているときの呼吸状態や睡眠の質を細部まで分析し、原因などを突き止めていきます。「終夜睡眠ポリグラフィー検査」という場合もあります。PSG検査は、その後の治療法を決める重要な検査でもあるため、入院してPSG検査を行う病院もあります。

医療機関で行なわれる治療法

検査を行い、いびきの原因となる症状や睡眠時無呼吸症候群の状態などがわかったところで、専門医による適切な判断のもと治療が進められます。

外科的手術

気道を塞ぐ明らかな原因が判明した場合は、レーザーなどを用いでその部位を切除します。

CPAP(シーパップ)治療

睡眠中の気道を確保するために、鼻に専用のマスクを装着し、鼻から酸素を送り込んでいきます。世界的にも睡眠時無呼吸症候群の治療法として一般的です。普段、眠る際はこの装置を装着して眠ることが基本になるため、病院などで貸し出しを行っています。

マウスピース

いびきの症状が軽い方に有効的な治療法で、睡眠時の気道を確保するために、眠る前に口の中に装着します。病院では、それぞれの口の形に合ったマウスピースを作成するので、市販品よりもいびきが軽減されやすくなります。

生活習慣の改善の指導

睡眠時のいびきや無呼吸の原因が、肥満やアルコールの過剰摂取などの場合は、専門医などの指導によって生活習慣の改善を図っていきます。また、睡眠時に仰向けの状態を避ける、寝室の環境を整えるなどを心がけることで、いびきが改善されるケースもあります。

この病気・症状の初診に向いている科 呼吸器科

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