川崎病はうつるの?

更新日:2017/06/24 公開日:2016/03/31

川崎病のよくある疑問

川崎病は、人から人にうつったりすることがある病気なのでしょうか。まだ、子供が川崎病にかかっていると、親や兄弟、姉妹にもうつったりするのでしょうか。今回は、川崎病がうつるかどうかをお話していきます。

ヘルスケア大学参画ドクター

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川崎病が、人から人にうつることがあるのかどうかをお話していきましょう。

入院した友達から川崎病がうつる可能性について

お子さんの友達が、「川崎病で入院することになったらしい」などと聞くと、「うちの子にもうつっていないだろうか」と、不安に感じる親御さんもいるかもしれません。でも、そもそも川崎病は、うつる可能性がある病気なのでしょうか。

結論からいってしまうと、川崎病は、まだ原因が解明されていない病気なので、感染するかどうか、はっきりした回答が出ていません。ただし、川崎病の患者を入院させた病院で、同じ部屋の患者も川崎病を発症したという例はこれまでなく、どこの病院でも、一般的に隔離入院はしていません。

ただし、兄弟あるいは姉妹では、同時期に10日ほどの間をおいて、川崎病を発病しているケースがまれにあります。全国調査によれば、川崎病患者の1.1%に発病が見られたそうです。

また、川崎病は、1982年と1986年に大流行しましたが、この時期は、兄弟あるいは姉妹で発病したケースも1982年は2.1%、1986年は1.9%と例年より多くなっています。同時期に家族内での発病数が増えたということは、なんらかの形で感染する可能性があることをうかがわせます。

川崎病が大人にうつる可能性について

川崎病は、主に4歳以下の子供、特に1歳未満の乳児がかかる病気で、大人になってから発病する人はほとんどいません。はっきりした理由はわかっていませんが、大人は自然に免疫を獲得しているからではないかと考えられています。

家族が川崎病にかかった場合の予防法について

川崎病の原因については、川崎病が発見された1967年以来、日本はもちろん、世界的にも研究や議論が続けられていますが、未だに解明されていないのが現状です。ですから現在のところ、予防法も見つかっていません。