クコの実(ゴジベリー)に含まれる栄養素と期待できる効果

更新日:2017/05/02 公開日:2016/03/28

ナッツ・種子系スーパーフード

薬膳料理に欠かせない食材のひとつであるクコの実は、古くから薬として用いられ、さまざまな効果が期待されます。ここでは、スーパーフードとしても注目されるクコの実について、その概要や期待できる効果を解説します。

クコの実(ゴジベリー)に含まれる栄養素とはどのようなものでしょうか。

クコの実(ゴジベリー)ってどんなもの?

クコとは、中国を原産地とするナス科の植物です。クコの実(ゴジベリー)の歴史についても見てみましょう。

中国では古くから使われていた

杏仁豆腐の上にのっている赤い実といえばイメージしやすいかもしれません。中国では漢方薬として古くから使われており、目の疲れを回復するとされています。あの世界三大美女の1人、楊貴妃も美容のために毎日食べていたといわれています。

日本での歴史は平安時代まで遡る

日本では平安時代から長寿の薬と考えられ、クコ酒やクコ茶などの形で人々に親しまれてきました。現在では、クコの根皮は生薬名「地骨皮(じこっぴ)」として医薬品に分類されています。

クコの実に含まれる栄養素

クコの実には、ルチンやタンニンといったポリフェノール類やビタミンCといった栄養素が含まれます。それぞれの働きについてみてみましょう。

ルチン

ルチンは蕎麦や長命草などに多く含まれる栄養素です。血液をサラサラにして動脈硬化を改善する作用があるといわれています。

タンニン

タンニンは緑茶などに多く含まれる栄養素です。タンニンは脂肪を分解する働きがあり、ダイエットに効果があるとされています。

ビタミンC

ビタミンCはビタミンの中でも代表的な栄養素です。シミの改善や肌を紫外線から守ったりと、さまざまな美容効果を期待できます。

その他の栄養素

その他、クコの実には色素成分であるゼアキサンチンが豊富に含まれています。また、ベタインやβ-シトステロール、ビタミンB1、ビタミンB2、リノレン酸、ミネラル類なども多いです。

クコの実の摂取で期待できる効果

クコの実を摂取することで期待できる代表的な効果を確認してみましょう。

ダイエット効果

クコの実に含まれるベタインは、肝臓への脂肪の蓄積を防いでくれる効果が期待されます。さらに、ビタミンB2には脂肪の燃焼をサポートする働きがあるため、ダイエット効果も期待されています。

眼を病気から守る効果

クコの実にはゼアキサンチンが豊富に含まれています。ゼアキサンチンは目の網膜の中心に存在しており、目の酸化を防ぐ作用が期待できます。

ゼアキサンチンを摂取することで、視力低下や白内障、緑内障などの予防に効果があるといわれています。また、目の網膜を保護する働きもあり、加齢による目の病気を防ぐ効果も期待されています。

ストレスをやわらげる効果

クコに豊富に含まれるビタミンCには、ストレスに対する抵抗力を高め、イライラを鎮める効果があるといわれています。これは、心地よさの感情をつくりだす神経伝達物質ドーパミンや、気持ちを落ち着かせる効果のあるアミノ酸GABAの合成をサポートする働きがあるためです。

クコの実の摂取について

クコの実をどのように摂取したらいいかについてアドバイスをします。

薬膳料理に使う

クコの実は、薬膳料理に欠かせない食材です。乾燥させたものが販売されており、水で戻して使うと、甘みを楽しむことができます。

料理のアクセントとして使う

また、お粥や杏仁豆腐に入れると彩りのアクセントにもなります。

その他の摂取方法について

そのほかの食べ方としてはスムージーに加えたり、ヨーグルトに入れてもおいしく摂ることができます。

クコの実に関するまとめ

クコの実の栄養素や、その効果について確認をしてきました。スーパーフードとして注目を集めるクコの実を、上手に生活にとり入れるといいかもしれません。

※スーパーフードはあくまで食品であり、個別の健康管理方法や、治療方針などに関する判断は、医師をはじめとする専門家にご相談ください。

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