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体によい?悪い?熱いお風呂の影響とは

更新日:2016/12/09 公開日:2016/03/28

入浴のよくある疑問

熱いお風呂が好きという人もいますが「熱い」の感覚は人によって異なるもの。一般的に熱いお風呂とは何℃程度のものをいうのでしょう。また、熱いお風呂に入ることは、体にどのような影響を及ぼすのでしょうか。ドクター監修の記事で解説します。

熱いお風呂に入ることは体に負担をかけるといわれていますが、さまざまな効果も期待できます。

熱い風呂とは

熱い風呂の「熱い」の感覚は人によって異なりますが、温泉の分類では、42℃以上の温度の温泉を「高温泉」と言います。一般的には、40~42℃程度の温度を「ちょうどよいお湯の温度」と感じる人が多いようです。

熱いお風呂に入ることでの効果

熱いお湯に入ると、心肺機能をはじめとする身体の各機能が活性化するため、交感神経が刺激されます。交感神経とは副交感神経とともに自律神経を構成する神経で、昼間の活動や興奮、活発な活動などに関係します。運動をしたり、緊張をしたりするときに働く神経です。

交感神経が刺激されると、血管が収縮し血圧が上がるため、一時的に血流が改善されます。その結果、体温が上昇し、体がポカポカする効果が生まれます。さらに、交感神経が刺激されると胃腸の働きも抑えられ食欲も抑制されるため、ダイエット効果も期待できます。体が活動する状態となり、目が冴えるといった効果も期待できます。

逆に、ぬるめのお湯は副交感神経を刺激し、リラックス効果や鎮静効果が期待できます。夜、眠る前の入浴にはぬるめのお風呂が適しています。

熱いお風呂に入る際の注意点

熱い風呂は交感神経を刺激し、血圧や体温を上げるため、体に対する負担は大きくなります。特に、動脈硬化などで急な血圧の上昇がリスクとなる人は注意が必要です。熱いお風呂に入る場合は長くても10分程度の入浴時間にとどめ、必要以上に体に負担をかけないようにしましょう。また、急激な温度の変化も刺激が強いため、脱衣所などとの気温差が少ないように調整することも必要です。

総じて循環器(血管や心臓などの血流に関係する器官)に異常を抱えている人は熱いお風呂には注意が必要です。もし、どうしても熱いお風呂に入りたい場合はかかりつけの医師に相談するとよいでしょう。

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