ポリフェノールに健康効果があるといわれる理由

更新日:2016/12/16 公開日:2016/03/28

ポリフェノールの基礎知識

ポリフェノールは「体がサビるのを防ぐ」いわれていますが、これはどういう意味なのでしょう。ポリフェノールを摂取することで、どのような体への効果が期待できるのか、ドクター監修の記事で詳しく解説します。

ポリフェノールがもつ健康効果について解説します。

すべてのポリフェノールがもつ抗酸化作用

ひとくちにポリフェノールといってもさまざまな種類があり、体への作用も種類によって異なります。しかし、すべてのポリフェノールが持つ共通の効果として、優れた抗酸化作用があります。

本来、活性酸素は侵入したウイルスや細菌を攻撃し、体を守る役割を持っています。しかし、活性酸素が増えすぎると過剰な活性酸素が健康な細胞まで攻撃し始めます。すると細胞膜の脂質が活性酸素のもつ酸化作用によって破壊され、細胞の核の遺伝子にまでダメージがおよぶことに。すると、これまで健康だった細胞が突然変異したり死んでしまうなどにより、老化現象や病気が引き起こされます。

このように、活性酸素によって細胞が壊され老化したり身体が弱ってしまうことを「体がサビる」と表現することがあります。

抗酸化作用とは、活性酵素を取り除き酸化を防いで体のサビつきを防ぐことをいいます。

肌悩みにも効果が期待できる抗菌作用

ポリフェノールは、美容面にも働きかけます。抗酸化作用によって細胞の老化が抑えられるため、シワやたるみといったエイジングサインへの効果が期待できます。さらに、ポリフェノールには優れた「抗菌作用」も。睡眠不足やストレスなどからくるニキビや肌荒れの予防などに効果的です。

生活習慣病の予防にも役立つ作用

ポリフェノールには、血圧や血糖値のコントロール、血行促進、体脂肪の減少などに働きかける種類があり、生活習慣病の予防にも役立ちます。緑茶や紅茶などに多く含まれる渋味成分のカテキンは、肝臓でつくられる胆汁酸の排泄を促し、血中のコレステロール値の上昇を抑える働きが。また、ウコンに含まれているクルクミンは、胆汁の分泌を活性化させるため、二日酔いの予防だけでなく、コレステロール値の低下にも効果的といわれています。

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