更年期にはルイボスティーが効果的?

更新日:2016/05/31 公開日:2016/03/28

更年期のよくある疑問

更年期のさまざまな症状を和らげるといわれるルイボスティーとは、どんなお茶なのでしょうか?ルイボスティーに含まれる成分や効能、効果的な飲み方などについて、管理栄養士監修の記事で詳しくお伝えします。

北川みゆき

この記事の監修専門家

管理栄養士
北川みゆき

更年期の症状緩和に効果があるとされる、ルイボスティーについて解説します。

更年期には積極的にルイボスティーを

ルイボスティーの原料となるルイボスは、南アフリカのセダルバーグ山脈一帯で栽培されているマメ科の針葉樹で、世界中でこの一帯でしか栽培されていない珍しい植物です。

ルイボスティーの製法は紅茶などとよく似ていますが、原料となる植物も生育環境も異なることから成分に大きな違いがあるのが特徴です。また、ノンカフェインなので、子供から妊産婦、高齢者まで安心して飲めるお茶です。

ルイボスティーに含まれる有効成分

ルイボスティーにはタンパク質のほか、カルシウム、鉄、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、亜鉛など人体に必要なミネラルが豊富に含まれています。また、活性酸素を取り除く効果が期待されるポリフェノールも豊富で、抗酸化作用があるといわれています。

一方、女性ホルモン(エストロゲン)の低下によって起こる更年期障害には亜鉛やフラボノイド、マグネシウム、カルシウムなどの摂取がよい影響を与えるといわれています。特に、亜鉛にはエストロゲンの分泌を促し、ホルモンバランスを整える働きがあるので不足しないように注意したいミネラルです。

さらに、フラボノイドはポリフェノールの大分類のひとつで、効果としては細胞を酸化させる活性酸素を除去する強力な抗酸化作用をもっています。ルイボスティーは、「ビテキシン」「イソビテキシン」と呼ばれるフラボノイドが豊富なため血液循環や血圧調整、また、抗炎症作用やリラックス効果など多くの効果が期待できるのです。

他にもマグネシウムは動脈内のカルシウムの沈着を防ぎ、血液の循環をよくする働きがあります。更にマグネシウムはカルシウムが血管を収縮させようとするのを防ぎ、血管を広げる作用もあります。

また、ルイボスティーに含まれるカルシウムはエストロゲンの減少によって起こりやすくなる骨粗しょう症や骨軟化症の予防につながるので閉経後の健康維持にも効果的です。

更年期以外にも!ルイボスティーの嬉しい効果

ルイボスティーには更年期の症状を和らげる以外にも、さまざまな効果があります。

美肌効果も期待できる

女性に嬉しいのは美肌効果です。ルイボスティーはSOD(スーパーオキシドジスムターゼ)という抗酸化酵素のほか、ビタミンC、カルシウム、カリウム、マンガン、鉄、亜鉛、セレン、ナトリウム、マグネシウム、銅など美肌に必要な成分がバランスよく含まれています。そのため、シミやシワなどの肌の老化を防ぎ、たるみや乾燥などの改善にも効果的です。

デトックス効果も期待できる

SODには身体の毒素を排出してくれるデトックス効果があるためダイエットにも効果が期待できます。さらに、ルイボスティーに含まれるフラボノイドにはアレルギーを引き起こすヒスタミンを抑える作用があるといわれているのでアレルギーや皮膚トラブルの改善にもつながることが期待されています。

ルイボスティーの効果的な飲み方とは

ルイボスティーには多くの魅力がありますが、実際に、どのような飲み方をするとよいのでしょうか?ケープ・ペニンシュラ工業大学の研究によると、ルイボスティーの飲用後1時間が経過すると血漿の抗酸化レベルが下がり始めることがわかっています。そのため、健康維持のためには1日6杯のルイボスティーを、間隔を空けて飲むのがおすすめです。

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