体に必要な水分量と摂取方法

更新日:2016/12/09 公開日:2016/03/28

ダイエットにおける代謝の基礎知識

人が生きていくうえで欠かせない「水」。水の種類や飲み方によっても、その効果は変わってきます。ここでは、健康のために水分補給が必要な理由から代謝をよくする水の飲み方などについて、ドクター監修の記事で詳しくお伝えします。

私たちが活動するうえで欠かすことができない水。水は乾きをうるおすだけでなく、体のあらゆる機能を働かせる「代謝」にも重要な役割を果たします。毎日の水分補給、水の種類、飲み方による影響もあります。

健康を保つために水分補給が必要な理由

体の約6割は水でできています。血液や細胞のなか、そして骨の中にも水はあります。この体内の水が、栄養素や代謝物の運搬などを行うことで、私たちは生きています。体には常に一定の水分量が必要です。実際、わずか2%の水分を欠乏しただけでも、ぼんやりしたり食欲が減退したりするなどの体調の不良がみられることがあります。

必要な水分量は人それぞれ

必要な水分量は年齢や性別、体格などによって変わります。一例ですが、体重1kg当たりの必要量を年齢別に比較すると新生児は150ml、幼児は100ml、成人50mlとなり60歳以上になると40mlに減少します。必要水分は成長や加齢とともに少なくなる傾向にあるのがわかります。

一日の水分摂取量はどれくらい?

成人が一日に排出する水分量は、約2.3リットルといわれています。尿や便で約1.3リットル排出されるほか、呼吸や皮膚を通して失約1リットル排出されます。つまり、この排出分の約2.3リットルを摂取する必要があります。

毎日2.3リットルの水を飲むわけではない

では、一日のうちに2.3リットルの水を飲めばよいのか?というと、そうではありません。水を飲む以外にも食事に含まれる水分があります。個人差はありますが、ひとつの目安として食事で約0.6リットルを摂り、その食べ物を分解して出る分が0.2リットル、残りの約 1.5リットルを飲料水から摂取すると考えてもよいでしょう。

摂取と排出のバランスが崩れると…

水分が不足すると体の代謝に異変が現れ、脱水症や熱中症の原因になりますが、反対に短時間に過剰に摂取するのもいけません。内臓に負担となり消化不良や体のだるさを引きおこすこともあります。

基礎代謝量をよくするための水の飲み方

水分は足りなくても、摂りすぎでも体によくないことはおわかりいただけたと思います。水分補給をするとき、一度にたくさん飲むのではなく、タイミング、量が大切です。

1日に必要な水分量は、約1.5リットルです。それを、1回に、コップ1杯程度(150~250ml)を6~8回程度に分けて飲むようにするとよいでしょう。

一日の生活の中で、どのようなタイミングで飲めばよいかというと、まず早朝。朝は、血液の濃度が一番高く、血管が詰まって脳梗塞や心筋梗塞を引き起しやすい時間帯です。ですから、朝起きたときに水を1杯飲むように習慣づけること。また、寝る前に1杯飲んでおくことでも、これを予防できます。このときの水は、体に負担の少ない常温の軟水が進められます。

スポーツ中も、血流がよくなり、汗もかくため、いつもよりもたくさんの水分が必要です。汗として出ていってしまうカルシウムやナトリウムを補い、運動の効果を高めるためには、硬水を飲むことを選ぶのも良い方法です。

水分を失いやすい入浴後も、硬水を補給することで体の中の血液循環を整えてくれます。

一日の中のさまざまな状況に合わせて、上手に水分補給を心がけてください。

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