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制汗剤を使う際に気をつけるポイント

更新日:2016/12/09

この記事の監修ドクター

医師
岡田昌子先生

汗やにおいに悩んだり、気になる方にとっては頼もしいアイテムですが、むやみな使用はかえって肌トラブルを悪化させてしまうこともあります。

便利な制汗剤のデメリット

制汗剤には、汗を抑えるための「収れん剤」と、雑菌の繁殖を防ぐ「抗菌剤」が含まれています。その他、においを吸着・消臭する成分や香りの成分、殺菌剤などが含まれているものもあり、これらの薬剤が汗の成分と結合し、汗腺にフタをするという仕組みになっています。

制汗剤で汗腺をふさいだ状態が長く続くことは、皮膚にとってすこやかな状態ではありません。老廃物の排泄が妨げられ、かえって汗のにおいがきつくなったり、ワキのかゆみや黒ずみが悪化することがあります。制汗剤は、ワキや足など汗の気になる部分のみに使用し、制汗剤を使用しない日を設けることも大切です。

制汗剤を上手く活用法するコツ

制汗剤選びには、自分のにおいや汗の量に応じた製品を選択することがポイントです。

においの強さが気になる場合には、殺菌作用の強い塩化ベンザルコニウムや、殺菌効果の持続時間が長い銀が配合されている製品がよいでしょう。汗の量の多い人には、収れん剤がしっかり肌に密着する塗軟膏やスティックタイプが適しています。においがさほど気にならない場合は、使用感の軽いスプレータイプで気になるときだけ使用する使い方がおすすめです。

制汗剤に頼らないケア方法

脇の黒ずみを悪化させずににおいをケアしたいなら、制汗剤に頼り過ぎない工夫も必要です。たとえば、吸水性・速乾性に優れ脇汗インナーや脇汗パッドを上手に利用すれば、ムレを防ぎ、肌を清潔に保ってくれます。

また、汗のにおいを予防するためには、野菜の摂取量を増やし、肉や油ものの料理を控え、においの元を断つこと、腸の働きを促す乳酸菌や食物繊維を含む食材を摂ることによって、においのもととなる物質を体外に排せつする習慣をつけることも大切です。

においが気になるとき、制汗剤は強い味方となります。しかし、使い方を間違えると気になる症状を悪化させるのです。使用は最小限にとどめ、肌に悪影響が出ないようにしてください。

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