赤ちゃんのうんちが出ない!便秘の見極め方

更新日:2016/12/09 公開日:2016/04/25

赤ちゃんのうんち

大人だけでなく赤ちゃんもうんちが出ない「便秘」になります。しかし、赤ちゃんは便秘であることを伝えられないので、親が気づいてあげなくてはなりません。そこで赤ちゃんの便秘を見極める目安、赤ちゃんの様子について、ドクター監修の記事で解説します。

女性を悩ませている「便秘」。実は赤ちゃんも便秘になることがあります。

うんち&排便の様子で便秘をチェック

大人は便秘であることを自覚して対処できますが、赤ちゃんにはできません。そのため、赤ちゃんが便秘を起こしている状態に気づいてあげる必要があります。

そこで知りたいのが、赤ちゃんが便秘を起こしているときの目安。赤ちゃんによって便の量や硬さ、回数などは変わるため、はっきりとした基準はありません。しかし、便秘の可能性を見極めるためのポイントがあります。

うんちの量

便秘が原因でうんちの量が少なくなる場合があります。

ミルクは哺乳瓶で与えるので飲んだ量が分かります。しかし、母乳の場合は飲んだ量がわかりにくいことがあります。うんちの量が少なくなった場合は、母乳が不足している可能性があります。そのため、うんちの量が少なくなる場合も考えられます。そのため、母乳の場合は適切な量を与えられているのか、日々の体重推移を確認する必要があります。

ただし、赤ちゃんによっては母乳が足りていても便の量が少ない場合があります。これは吸収力がよいために起こるので、体重が順調に増えていれば心配はありません。離乳食を多く食べる子はうんちの量も多いなど、摂取量による個人差もあるので、うんちの量だけでなく、苦しそうにしていないかも見てください。

うんちの硬さ

ミルクだけを飲んでいるのか、離乳食が始まっているかにより、うんちの硬さは変化します。この硬さだから便秘という基準はありません。しかし、肛門が切れてしまい赤ちゃんが痛がるような硬さのうんちが出る場合は便秘です。

うんちの回数

授乳の度にうんちをする子や体質的に3~4日に1回しか出ない子もいます。うんちのときに困難を伴わなければ、その子の体質といえるため便秘とはいえません。ただ、普段は毎日うんちが出る子が急に何日も出なくなった場合は注意してください。

うんちだけでなく全体をチェック

うんちというのはあくまで目安です。うんちだけでなく、赤ちゃんの機嫌や食欲、お腹の張りもチェックすることが重要です。なんらかの原因で消化器系が詰まったときはお腹が張ることもあるので、全体的にチェックしていきましょう。

うんちが出なくても機嫌がよく食欲もあるなら問題ありません。一方、たとえ2日あいただけでもお腹が張り、苦しそうにしたり、便が出ないために昼寝が十分できないような状態なら、明らかな便秘であり手助けが必要となります。普段と違うな、苦しそうだなと思ったら病院の受診を考えてみてください。

赤ちゃんのうんちが出ない3大原因

赤ちゃんの便秘の原因は「食事」、「運動不足」、「排便トラブル」の大きく3つといわれています。

食事

食事の場合は授乳や食事の量や、それらが規則的でないことによる食生活パターンの崩れがあげられます。また、離乳食が始まったときに、授乳オンリーのときよりも水分が不足しがちになることなども原因です。呼吸が荒いとか肌に張りがないといった脱水の症状には気をつけてあげてください。

運動不足

運動不足についてですが、赤ちゃんはまだ自分で運動できないことにより、運動により活発になる腸の動きが活発にならないことが原因としてあげられています。

排便トラブル

おむつかぶれや切れ痔によっておしりに痛みを感じることで、赤ちゃんがいきむことを我慢してしまうことがあります。その結果、便秘になることがあります。

また、不意のうんちを叱られたことで心理的にうんちを我慢することもあります。赤ちゃんもこちらの気持ちがわかります。過敏になる必要はありませんが、多少の注意をしてみてください。

赤ちゃんのうんちが出ないときの対処法

よくあるやりかたとしてオリーブオイルなどを付けた綿棒で刺激したり、お腹を「の」の字にマッサージをしてあげます。できるだけ無理のない方法でうんちが出やすいようにもっていきたいところです。

まずはマッサージなど赤ちゃんに負担の少ない方法から始めて、おうちでの対処がうまくいかない場合は、受診してみるといいでしょう。病院では浣腸液や下剤を使うといったやり方があります。