赤ちゃんの布おむつの特徴と替え方

更新日:2017/01/29

赤ちゃんのおむつ

赤ちゃんのおむつとして、市販の使い捨ておむつではなく、布のおむつを使う方法もあります。手間はかかりますが、赤ちゃんにとってメリットもあります。布おむつの特徴やメリット、デメリットについてドクター監修のもと解説します。

布のおむつは手間がかかりますが、赤ちゃんにとってメリットもあります。布おむつには、どのような特徴があるのかを見ていきましょう。

布おむつってどういうもの?

布おむつというのは、おむつカバーの内側に入れる「おしっこを吸収するための布」を指します。おむつカバーは頻繁に交換するものではなく、おしっこの吸収部分だけ入れ替えてあげます。イメージとしては、おしっこを吸収する布部分をおむつカバーで包むようなつけ方をします。

使い捨てのおむつと違い、基本的に何回も使いまわすことを前提としていて、赤ちゃんの繊細な肌を傷つけないようにやわらかい綿などを用いて作られたおむつです。

布おむつには、さらしタイプや成型タイプがあります。さらしタイプは畳んで使用し、成長に合わせて折り方を変えることができます。一方、成型タイプは形が作られているので、そのまま使用することができますが、厚みがあるので乾きにくいという特徴があります。

布おむつのメリット

布おむつを使用するには、おむつとおむつカバーを用意します。おむつカバーは赤ちゃんのおしりの大きさに合わせてサイズがあります。いろいろなサイズがありますので気をつけてください。

布おむつにはいくつかのメリットがあります。

経済的メリット

布おむつは、くりかえし使えるので経済的です。最初に布おむつを揃える費用はかかりますが、一度揃えてしまうと、サイズアップに合わせておむつカバーを買い足す程度で、その後の大きな出費はありません。また、ごみが出ないので環境にやさしいというメリットもあります。

赤ちゃんへのメリット

ひとつの布おむつをくりかえし使う分、こまめに見ないといけないのですが、それは赤ちゃんにとってもいいことでもあります。こまめにおむつを替えることで、おしりを頻繁にチェックすることができ、お尻かぶれなどの異変に気がつきやすくなりますし、スキンシップも増えます。忙しいときなど、どうしてもおむつ交換を後回しにしてしまうという方もいるかもしれません。そういうときに、頻繁に交換しないといけないという制約は赤ちゃんをこまめに見るよい機会となります。

布おむつのデメリット

頻繁におむつを交換し、使い回すため洗濯の手間もかかります。さらに太もも部分やおしりの上の方にスペースができやすいため、そこから排泄物がもれてくる可能性があります。また、外出の際荷物がかさばるという点もあります。

加えて言うならば布おむつは乾きにくいため、こまめに替えないとおむつかぶれしやすいこともデメリットとしてあげられます。おむつかぶれは「おむつ皮膚炎」とも呼ばれ、おむつによる蒸れやおむつの中の尿や便が、赤ちゃんのおしり、肛門、性器、太ももあたりに刺激を与え、炎症を起こします。

おむつかぶれを防ぐおしりの拭き方やおむつかぶれの詳しい症状については、『おむつ替えの頻度、コツ、拭き方』をご覧ください。

また、なかなかおむつかぶれが改善しない場合、医療機関を受診し、布おむつの使用について相談することをおすすめします。詳しくは、『どういった状態なら受診が必要?おむつかぶれの治療と薬とは』をご覧ください。