胎児に影響は?妊娠中にお腹が張る原因と対処法

更新日:2016/12/09 公開日:2016/04/25

妊娠中の不安・トラブル

妊娠中はお腹が張ることがあります。初めての妊娠の際には、少しお腹が張るだけでも心配になってしまうものです。お腹が張る原因とそれぞれの対処法をあらかじめ知っておくことで、落ち着いて行動できるでしょう。

なぜ、妊娠中にお腹が張るのでしょうか。また、お腹が張っても胎児に問題は無いものなのでしょうか。お腹が張るというのは、胎児ではなく子宮が関係しています。お腹が張る原因や週数によって違う症状、注意点などを解説していきます。

妊娠中にお腹が張る原因とは

子宮は筋肉で構成されています。そのため、活発に行動したり疲労が溜まると、それが子宮に刺激を与えることになり、子宮の筋肉が収縮します。この状態をお腹の張りとして感じることがあります。

また、妊娠していない状態での子宮は50ml程度の容積ですが、出産するまでに約4Lにまで膨らみます。このように、子宮が大きくなることによって子宮の周りにある膜や皮膚の表面が膨らんでつっぱり、お腹の張りとして感じることもあります。

さらに、同じようにして子宮を支える円靭帯や仙骨子宮靭帯などが吊り、お腹の張りとして感じることもあるといわれています。

お腹の張り方は週数によって異なる

お腹の張りは、妊娠の週数によって感じ方が異なります。

妊娠初期(~妊娠15週)

子宮が小さく、収縮の頻度も低いためお腹の張りを感じることあまりありません。ただし、子宮の筋肉が伸びることによる下腹部の違和感や子宮を支える靭帯の収縮によって足のつけ根の痛みなどを感じることがあります。

妊娠中期(妊娠16~27週)

活発に動くとお腹が張りますが、横になることで治まることがほとんどです。ただし、安静にしてもお腹の張りが治まらない場合は、切迫流産・切迫早産が疑われるため受診した方がよいでしょう。

妊娠後期(妊娠28週~40週以降)

子宮収縮によってお腹が硬くなるのがわかるようになります。安静にしてもお腹の張りが治まらなかったり、出血や痛みをともなう場合は早急に受診するようにしましょう。また、妊娠37週以降は正期産なので、お腹の張りが規則的に起こる場合は陣痛の可能性が高いです。

痛みが続いて治まらない場合は、胎盤早期剥離の疑いがあるので受診した方がよいでしょう。

お腹が張ったときの対処法

お腹が張ったときは、まずは休息をとることが大切です。外出中であっても、すぐに休息をとれる場所を探しましょう。休息をとることで自然にお腹の張りが治まる場合は、特に心配はいりません。しかし、1時間程度横になってもお腹の張りが治まらない場合はかかりつけ医を受診すると安心です。

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