知っておきたい妊婦健診の目的・費用・スケジュール

更新日:2016/12/16 公開日:2016/04/25

妊娠中の検査・健診

妊婦健診にはどれくらいの頻度で行けばいいのか?どれくらいの費用がかかるのか?そもそもなぜ妊婦健診に行かなければばらないのか?赤ちゃんができたら誰もが考える疑問について、ドクター監修の記事でわかりやすく解説します。

妊婦さんにとって、妊婦健診はお腹の中の赤ちゃんの様子を定期的に確認するために欠かせない健康診査。ここでは、妊婦健診の目的・費用・スケジュールについて詳しく解説します。

妊婦健診の目的

妊娠は病気ではありませんが、赤ちゃんにとっても母親にとっても安全という訳ではなく、流産や早産というリスクが常に存在し、分娩時は痛みや多量の出血など危険を伴います。

妊婦健診で赤ちゃんの発育状況と母体の健康を確認し、何かトラブルが起きた場合にはすぐに対応できるようにしておくことが、赤ちゃんが元気に生まれてくるため、そして母親が無事に出産を終えるためには、非常に重要です。

妊婦健診で定期的に、赤ちゃんに異常がないか、流産や早産の危険性や、母体が妊娠高血圧などのトラブルについてチェックすることは、出産という一大イベントを母子ともに健康な状態で乗り切るためには欠かせません。

妊婦健診にかかる費用

妊娠は病気ではないので、妊婦健診や出産にかかる費用は基本的には自費診療です。ただし、早産や帝王切開など病名がつく場合は保険診療になります。

しかし、全てを自分たちで支払うわけではなく、市町村など地方自治体が妊婦健診や出産にかかる費用を助成してくれます。とはいえ全て無料ではなく、既定の診察費用・分娩費用を超えてかかった費用は自己負担となります。

また、妊娠が確定する前の診察費用や、妊娠が確定してから妊婦健診を行うまでの診察費用、切迫流産・早産などの保険診療が行われる場合での医療費の自己負担分は支払わなければいけません。少し余分にお金を用意しておくのが賢明です。

妊婦健診・出産・検査費用に関わる助成金は、住んでいる自治体によって異なります。お金の心配をすることなく、元気な赤ちゃんを産むことだけに集中するためにも、出産前に自治体に一度確認しておくとよいでしょう。

妊婦健診のスケジュール

妊娠が確認されるまでは、週1回くらいのペースで診察を受けに行きます。生理が遅れていたり、たとえ妊娠検査薬で陽性が出たとしても、受精卵が子宮の中に着床したことを確認できなければ妊娠とは診断できませんので、確認が取れるまでは頻繁に通う必要があります。その場合は自費診療となります。

正常な妊娠が確認された後の妊婦健診の頻度は、週数が進むほど頻繁になります。目安としては、妊娠2~6ヶ月は3〜4週に1回程度。妊娠7~9ヶ月は2週に1回程度。そして妊娠10ヶ月(臨月)は毎週、妊婦健診へ行き出産に備えます。

出産予定日を超えると、週2回以上行くことも

初産の場合、出産予定日を過ぎてしまうこともあります。予定日を過ぎると赤ちゃんが大きくなりすぎて出産が困難になったり、胎盤の機能が低下して赤ちゃんの健康状態が悪くなるなど、帝王切開をしなければいけない場合も発生します。母子の状態を確認しながら、陣痛促進剤を使用した計画出産の可能性を探る必要があり、母子にとってベストな出産を迎えるために頻繁な健診が必要になることもあると覚えておくと良いでしょう。

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