妊娠9ヶ月のママと赤ちゃんの様子

更新日:2016/12/09 公開日:2016/04/25

妊娠中の月齢ごとの変化

妊娠9ヶ月目は、赤ちゃんがさらに大きくなることでお母さんの胃や心臓・肺が圧迫され、つわりや動悸のような症状が出やすい時期です。ここを乗り越えればいよいよ出産です。その前に準備しておくことについてわかりやすくまとめています。

妊娠9ヶ月目のお母さんの身体や赤ちゃんの身体にはどのような変化が起こっているのでしょうか。ここでは、ドクター監修の記事で解説していきます。

妊娠9ヶ月(32~35週)の赤ちゃんの状態

この時期になると皮下脂肪が増え、赤ちゃん独特のあのふっくらとした感じの身体つきになってきます。超音波検査などで確認すると、もう新生児との差はあまり感じられません。

赤ちゃんは、皮膚からはがれた細胞や皮脂などの分泌物で構成される「胎脂」で覆われており、その中で出産後に外でも生きていける強い皮膚を作っています。蝶に例えるなら、さなぎの段階と言ったところです。

妊娠35週目の赤ちゃん

身長は45cm前後、体重は2200~2400gくらい。35週くらいになると肺の機能もほぼ完成し、産まれる準備は9割程度整っています。

妊娠9ヶ月(32~35週)に起こる変化

子宮が大きくなり、みぞおちのあたりまで上がってくることで、再びつわりのような症状に悩まされるお母さんもいます。また、赤ちゃんが大きくなっているため、動きの中で赤ちゃんに足で蹴られたりすると、痛みを感じることがあります。

また、心臓や肺も圧迫を受けるので動機や息切れが頻繁に起こります。仕事を続けている妊婦さんにとっては、疲れやすく感じる大変な時期ですので、産休に入るまでは無理をせず職場の上司に相談して身体を休ませることを優先してください。

膀胱や腸、下半身の静脈への圧迫も一層強くなり、頻尿や尿漏れ、足のむくみなどが多くの人に起こるようになります。今まで以上に「冷え」への対策やマッサージなどのセルフケアが重要となってきます。

生活で注意すべきこと

いつ出産することになってもよいように、入院の準備は34週くらいまでにはすましておいたほうが安心です。出産予定日が間近だと、十分な準備もできないまま入院することになりかねません。また、里帰り出産する方は、帰省先の病院の医師の指示に従って、早めの帰省を考えておいた方がよいでしょう。

病院側として十分な準備をするためにも、何が起こるかわからないと考えて余裕をもって行動しておくことが肝心です。

そして、腰痛・冷え対策、体重管理など今まで行っていたケアをしっかりと続けることも大切です。妊娠後期には、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病を起こすこともありますので、食生活にも注意しましょう。

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