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化粧品に使われる「発酵」ってなに?

更新日:2016/12/09 公開日:2016/05/24

近年、ドラッグストアやネットショップには、さまざまな発酵化粧品が販売されています。発酵化粧品とはどのようなタイプの化粧品で、どんな美容効果が期待できるのか、解説します。

発酵化粧品とは

発酵化粧品は、米や大豆、乳酸菌など素材が持っている発酵成分を抽出して作られています。発酵することによって美容成分が増えたり、活性化に働きかけたりします。発酵する成分の違いによって異なりますが、美白や保湿、エイジングケアなどが期待できます。

発酵の力と美肌効果

発酵とは、微生物が持つ酵素の働きによって有機物を分解させる過程のこと。発酵すると、人間の体にとって有益な成分が出てきます。これらの成分は粒子が小さいため、肌の奥へ浸透しやすくなります。もともと、納豆や味噌、ヨーグルトなどの醗酵食品は健康によいと言われていますが、発酵成分は美容にもさまざまな効果が期待できます。

一般化粧品との違い

「オーガニック」や「自然派」ではない一般的な化粧品は、価格や保存性、使い勝手などを考慮して石油由来の化学的な成分を配合していることが多いものです。発酵化粧品は自然由来で成分が天然に近いため、肌にやさしいと言えるでしょう。

発酵化粧品のブームの火付け役にもなった韓国化粧品

発酵化粧品を愛用している韓国の歌手や女優が、透き通るような美しい肌をしている、ということがきっかけとなり、日本でも発酵化粧品が注目され始めました。近年では、韓国だけではなく、日本のメーカーも様々な発酵化粧品を製造・販売しています。

発酵化粧品の成分

米(麹)

コメ発酵エキスには、皮膚のうるおいを保つNMF(天然保湿因子)の成分であるアミノ酸が多く含まれるほか、健康な皮膚を作るミネラルやビタミン類などの美容成分が含まれています。

発酵大麦エキスにはアミノ酸が豊富に含まれているため、保湿力がアップします。

大豆

大豆から抽出されるエキスは、植物性コラーゲン。保湿力が高く、皮膚のバリア効果も期待できます。

乳酸菌

乳酸菌発酵エキスはNMFに成分が似ているため、肌によくなじみます。角質細胞を保湿し、やわらかくしてくれます。

紅花

紅花発酵液には、保湿作用のほか、コラーゲンの生成を助ける働きがあります。アミノ酸やビタミン、ミネラルも含まれるため、エイジングケアにも利用されます。

果物

果汁には、保湿作用のある糖やミネラル、AHA(有機酸)などが含まれています。AHAには、角質をやわらかくしたり、ゆるやかなピーリング作用があったりします。

シャンパン・ワイン

シャンパンやワインの生成時に植物性乳酸菌で発酵させると、本来の果汁より乳酸の濃度が高くなるため、AHAの作用が期待できます。なかでもシャルドネ発酵エキスには、保湿力を高めたり、皮膚をやわらかくしたりするほか、肌に優しいピーリング作用があります。

最近では成分を発酵分解する技術も

化粧品業界において発酵が注目される中、もともと発酵成分ではない成分を発酵分解する技術が進んでいます。たとえば、保湿力に優れている高分子ヒアルロン酸を約1nm(ナノメートル)まで小さく発酵分解したものが「発酵ヒアルロン酸」。分子が小さいため、肌の奥まで成分が浸透力、保湿作用が高くなることがわかっています。

発酵化粧品に含まれる成分によって期待できる効果は異なるため、肌のタイプに合った発酵化粧品を選びましょう。

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