舌が痛いとき病院は何科を受診すればいいの?

更新日:2016/12/09 公開日:2016/05/23

舌痛症のよくある疑問

舌が痛いときに選ぶ病院について解説します。舌が痛いときに考えられる病気や、舌が痛いけど原因が見あたらない場合、潰瘍がある場合など、症状に合わせた病院選びについてドクター監修記事で解説します。

舌の痛みをともなう症状は色々あります。その際の病院の選び方について見ていきましょう。

舌が痛いとき考えられる病気とは

舌の痛みを感じる症状には、焼けつくような痛みや、「ピリピリ」した痛み、粘膜の痛み、食事や会話中に刺激が加わると痛みが強く感じるもの、などがあります。

これらの症状から考えられる病気には、舌痛症、口腔カンジダ症、ドライマウス(口腔乾燥症)、口腔灼熱症候群(こうくうしゃくねつしょうこうぐん)、亜鉛など微量元素の不足、口内炎、金属アレルギー、白板症(はくばんしょう)、口腔扁平苔癬(こうくうへんぺいたいせん)、口腔アレルギー症候群、外傷などがあります。

舌の痛みの原因はさまざまで、すぐに治ってしまうケースも多いですが、中には長期間にわたり痛みが続くこともあります。舌の異変が長く続く場合は、重症化の危険もありますので医療機関を受診しましょう。

炎症や腫れはないが舌の痛みを感じるときの病院の選び方

舌先や舌の縁に「ヒリヒリ」「ピリピリ」と痛みや、焼けるような灼熱感、しびれなどが長期間にわたって続くが、口の中を見ても舌、歯、口腔に痛みの原因となるような腫れや炎症が見つからない、食事中や何かに集中しているときは気にならないが終わると痛むなど、このような症状は舌痛症の可能性があります。

他にも、目で確認できる原因がない痛みには、入れ歯や歯のかぶせ物などの不具合からくる舌の痛みもあります。炎症や腫れがない痛みが続く場合は、まずは、かかりつけの歯科医に相談をしたうえで、必要に応じて他の医療機関を紹介してもらいましょう。

舌に口内炎ができたときの病院の選び方

舌に丸い輪郭の白っぽい潰瘍(かいよう)ができて痛いときは、口内炎が疑われます。口内炎の多くは、口内を噛んで傷つけてしまった時や、身体の抵抗力が低下している時に起こる炎症です。

口内炎は1個または複数個できることもありますが、通常は特別な治療を行わなくても、健康管理や食生活の栄養面に気をつけていれば約1~2週間で完治します。しかし、症状の悪化や長期化した場合は、医療機関での受診が必要になります。口内炎の受診は、歯科が一般的ですが、耳鼻咽喉科や皮膚科や口腔外科、内科でも診てもらえる場合があります。

舌が白くただれているときの病院の選び方

舌が白くただれているが痛みはなく、舌ブラシやガーゼなどで拭き取ることができる場合は、舌苔(ぜったい)の可能性があります。しかし、舌の粘膜の一部が白色に変色し、なめらかな状態やシワ状となり、擦っても取り除くことができない場合は白板症の可能性があります。

白板症は舌の白板のみで痛みを感じることはありませんが、白色(白斑)に赤い色(紅斑)が混在してくると、痛みをともなうようになります。白板症の発症頻度は高く、長期に渡ると、症状がひどくなる恐れがあります。口の中に白色または、白色と赤色の混在する病変を見つけた場合は、歯科医院を受診しましょう。

舌の痛みが続く時は、重症化の危険がありますので医療機関の受診が必要です。まずは、かかりつけの歯科医に相談してみましょう。