突発性難聴の症状とは?

更新日:2016/12/09 公開日:2016/06/17

突発性難聴の基礎知識

突発性難聴は突然に耳が聞こえづらくなる病気ですが、症状にはどのような特徴があるのでしょうか。突発性難聴の症状、難聴の前後に見られる副症状、症状がよく似た急性低音障害型感音難聴ついて解説します。

突発性難聴の症状と、似た症状のある急性低音障害型感音難聴について見ていきましょう。

突発性難聴の主な症状とは?

突発性難聴の症状として、突然に耳が聞こえづらくなる難聴が起こります。多くはいつどこで症状が起きたか自覚でき、朝目覚めると突発性難聴の症状が出るケースも多くあります。難聴の程度には個人差があり、耳が詰まったような耳閉感のみの人や、全く聞こえないという人までさまざまです。軽度の難聴の場合は、突然の難聴に気づかないこともあります。

症状は主に片耳で起こりますが、まれに両耳同時に発生します。突発性難聴の多くは症状を再発することはなく、聴力の悪化や改善を繰り返さないことが特徴です。発症年代は成人に多く40代~50代がピークとされますが、まれに10歳以下の小児でも症状が出ます。

突発性難聴の前後にみられる症状

突発性難聴の症状が起こる前後には、耳鳴り、めまい、吐き気、嘔吐などの副症状を伴うことがあります。耳鳴りの症状は、耳の奥で高い音が二重に鳴っているように感じることや、セミが鳴くように「ジー」と聞こえることがあります。自分の声が頭の中でこもるように聞こえることも特徴です。突発性難聴のめまいは、体が浮くような違和感や、周りの景色が回るように感じられて吐き気や嘔吐を伴うことがあります。

副症状は突発性難聴の前後に必ず起こることではなく、副症状がなく難聴が起こることもあります。また、副症状がある場合も一度しか起こらず何度も繰り返しません。

突発性難聴の症状に似た急性低音障害型感音難聴とは?

突発性難聴の多くは聴力の悪化と改善を繰り返さないとされ、再発はしないとされています。もしも、難聴が繰り返される場合は、突発性難聴の症状と似た急性低音障害型感音難聴が考えられます。急性低音障害型感音難聴とは、突発性難聴と同じ内耳の聴神経にトラブルが起こり難聴になる感音難聴です。特徴は低音だけに障害が起こることです。

急性低音障害型感音難聴の症状

急性低音障害型感音難聴の症状は、急激に耳が聞こえなくなる場合や、耳が詰まったように感じられる耳閉感、低音の耳鳴りや低音が聞こえにくくなることがあります。原因は、内耳の蝸牛に内リンパ液が増え過ぎたことで起こると考えられており、何度も発作を繰り返します。急性低音障害型感音難聴は「蝸牛型メニエール」とも呼ばれ、めまいを伴わないメニエール病と呼ばれています。

突発性難聴の症状は個人差があり、難聴の程度もさまざまですが、中には吐き気を伴う重症の突発性難聴もあるので注意が必要です。症状の似た病気もあるので、耳に違和感がある場合は、早めに医療機関を受診して適切な治療を受けましょう。

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