軽症〜重症までの血栓性外痔核の最適な治療方法とは

更新日:2016/12/09 公開日:2016/06/25

血栓性外痔核の治療法

血栓性外痔核の治療方法は症状の程度によって異なります。手術をしないでも治せる軽症〜中等症の場合と、手術を要する重症の場合、それぞれに適した治療方法についてドクター監修の記事で解説します。

血栓性外痔核の治療方法は、進行度ごとに合わせて適切に行わなければなりません。軽症から重症までの、気をつけたいポイントをご紹介します。

軽度であれば痛みは自然と消える

血栓(血豆)が小さく、排便時の痛みのみの軽度な症状であれば、温めて血行を促し、刺激を避けて生活することで通常3〜4日で痛みや腫れが軽くなります。

その後3〜4週間の間に溜まっている血が自然と血管に吸収され、症状が消えていくことがほとんどです。

軽症〜中等症の場合は保存治療で治す

軽症〜中等症の症状なら、外科手術は不要です。保存治療として全身や肛門周辺を温めること、スムーズな排便を整えて肛門に刺激を与えないことに注意して生活し、改善を目指します。

消炎鎮痛剤や軟膏、座薬など処方薬を適切に使用する

軽傷の血栓性外痔核は保存治療でも治せますが、痛みが強い時や中等症まで進んでしまった時には、放置するより薬を使ったほうが症状の改善が早いので、早めに肛門科を受診することをおすすめします。

病院から消炎鎮痛剤や軟膏、座薬などが処方された場合は正しい使用法を守るよう心がけましょう。

便秘の改善が重要

肛門への負担の軽減として一番にあげられる重要なポイントが、便秘の改善です。便の硬さに注意したり、一日の排便回数などを意識したりすることで、症状の再発が予防できます。食事の内容や具材の選び方、生活習慣、薬の正しい使い方など必要な項目についてドクターからの指導を受けましょう。

過敏性腸症候群など下痢をともなう便秘の場合は、痔核と同時に治療を行って肛門への刺激や負担を減らすことも大切です。

重症なら手術も考慮して

初期から強い痛みが発生する血栓性外痔核ですが、重症になると、耐えがたい激痛が出ることもあります。ここまで進行すると保存治療では時間がかかって痛みが長引くばかりです。手術を受けることも考慮のうえで医療機関を受診しましょう。

日常生活や仕事に支障が出ているなら手術を

重症化すると、激しい痛みや強い異物感により日常生活や仕事などに支障があらわれるケースも少なくありません。切開手術で血だまりを取り去ることにより、痛みが軽減し、回復も早くなります。

手術は日帰り。その後2〜3日の通院で回復する

血栓性外痔核の手術は、血の塊だけを取り除く方法と、血栓を含めて痔核を切除する方法があります。どちらも局所麻酔のため日帰りで済み、術後は2〜3日の通院のみで回復しますので体への負担を最小限で抑えられます。

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