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差し歯が痛くなる原因とは

更新日:2017/11/24 公開日:2016/08/25

入れ歯・差し歯・ブリッジのケア

「差し歯だから虫歯にはならない」と思い込んでいたのに、なぜか痛い…そんな経験はありませんか。差し歯が痛む原因について、ドクター監修の記事で解説します。

差し歯が痛むのは、差し歯をかぶせた歯自体の根の先(奥)や、根の周辺のダメージが原因です。せっかく作った差し歯でも、メンテナンスが十分でないと虫歯や歯周病につながってしまうのです。

差し歯の痛みとは

「差し歯」とは、虫歯などで失われた歯に対して、残っている歯の根の部分に、人工の歯をかぶせる治療法のことです。

「差し歯が痛む」というのは、差し歯自体に痛みがあるのではなく、差し歯を支えている歯根(しこん)やその周囲の組織に異常があって痛みが生じていると考えられます。差し歯と歯根のすき間に食べカスや細菌がたまり、歯の根の部分で虫歯が進行する場合が多く見られます。

差し歯が痛くなる原因

差し歯の中の虫歯

差し歯をする場合、歯の神経を取り除いてからかぶせることが多いですが、神経を残して差し歯をかぶせることもあります。このようなケースでは、虫歯が進行して神経に痛みが出ることがあります。

歯の根の先に起こる炎症

歯の神経を抜くと、その歯自体は痛まないですが、根の中での細菌感染などで根の先の骨の中に膿が溜まり、歯根の先に炎症が起こって急に歯ぐきの腫れや痛みが出ることがあります。また、神経を抜いている歯も虫歯にはなります。歯の神経を抜いているのでその歯は痛みを感じませんが、痛まないことで虫歯を進行させ、歯の周囲に炎症が起こることもあります。

差し歯の根の損傷

差し歯をした歯の根が割れると、割れた部分に細菌が入り、炎症が起きてしまいます。そうなると、差し歯の歯ぐきが腫れたり、痛みが出ることがあります。

差し歯の歯周病

差し歯も歯周病になります。差し歯の周囲の歯ぐきで歯周病が進行すると、差し歯がグラついて痛んだり、歯ぐきが腫れて痛んだりすることがあります。

差し歯が痛むときは早めに受診を

差し歯に痛みなどの異変を感じたら、放置せずに早めに歯科医に診てもらうことが大切です。遅くなればなるほど、残っている歯の根まで抜かなければならない確率が高くなります。

虫歯が軽いうちに発見できれば、虫歯の治療をしてから再度新しい差し歯を被せるだけで済み、治療も短期間で終わらせることができます。

虫歯とともに要注意なのが、差し歯の歯周病です。歯周病になると歯ぐきが下がったり、差し歯がグラつき、虫歯にもなりやすくなります。歯周病を早期発見するには、歯科医院での定期的な検査が必要です。

差し歯が痛んでもすぐに歯科医院に行けないときは、自宅で応急処置をすることで一時的に痛みを緩和できる場合もあります。市販の痛み止めを服用したり、差し歯の周辺を冷やしたりする方法などがあげられますが、いずれも根本的な治療ではありません。基本的には、症状が悪化しないように日々の丁寧な歯磨きが必要です。差し歯に異常を感じた場合は、まずは早めにかかりつけの歯科医院で診察を受けてください。

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