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義歯(入れ歯・差し歯・ブリッジ・インプラント)とは

更新日:2018/02/28 公開日:2016/08/25

入れ歯・差し歯・ブリッジの知識

義歯とは、失った歯を補うためにつかう人工の歯のことで「入れ歯」「差し歯」「インプラント」「ブリッジ」があります。ここでは、義歯を使うことでどのような変化があるのか、それぞれの義歯の特徴などを歯科医監修の記事で解説します。

歯を失ったときは「義歯」を使う必要がありますが、義歯を使うことでどのような変化があるのでしょうか。また、義歯にはさまざまな種類があるので、それぞれの義歯の特徴などもお話していきます。

義歯とは

「義歯」とは、虫歯や歯周病、歯の破折などによって、失われた歯を補うために装着する、入れ歯、差し歯、ブリッジ、インプラントなどの人工の歯の総称です。日本国内では主に義歯というと「入れ歯」のことを指す場合が多いです。

義歯の目的と効果

歯を失っても義歯を入れることで、口腔内の機能を回復させることができます。義歯を入れることによって起こる変化は、次のものがあります。

食べ物を噛む力の維持、回復

いろいろな食べ物をしっかり噛み砕けるようになり、食べられるものの種類が増えます。

嚥下機能の維持、回復

しっかり噛み砕くことができるようになり、食べ物が飲み込みやすくなります。また、よく噛むことで、唾液の分泌も増えます。

正しい発音を維持、回復

はっきりと発音できるようになります。

身体のバランスを維持する

歯と歯の噛み合わせが改善されたり、しっかり歯を食いしばれるようになることで、姿勢が安定しやすくなります。

義歯の分類

義歯というと、「入れ歯」をイメージする方が多いかもしれません。しかし、他にもさまざまな種類があり、大きく分けると取り外せるもの(可撤性義歯)と、固定のもの(固定性義歯)の2つのタイプに分類できます。

取り外せるタイプがいわゆる「入れ歯」です。固定するタイプのものには「ブリッジ」「インプラント」「差し歯」があります。

義歯の種類と特徴

それぞれの義歯の特徴を見ていきましょう。

入れ歯

失った歯を補うための取り外し可能な人工歯のことで、歯が1本もない場合に利用する「総入れ歯」と、一部の歯が残っている場合に利用する「部分入れ歯」があります。

インプラント

歯を失った部分のあごの骨に、人工の歯根(しこん)となるインプラントを埋め込み、それを土台にして、人工歯を装着する方法です。くわしくは、『インプラントとは?構造と治療の歴史、メリット・デメリット』の記事をご覧ください。

ブリッジ

失った歯の両隣の歯を削って土台をつくり、橋渡しをするように人工歯を被せる方法です。

差し歯

大きな虫歯の治療で歯の神経を残せず、神経を取り歯根(歯の根っこ)の治療をしたあとに、歯根に土台を立て、そのうえから人工歯を被せる方法です。差し歯が利用できるのは、歯根が残っている場合のみです。くわしくは、『差し歯とは』の記事をご覧ください。

義歯の保険適用について

義歯には、保険が適用されるものと、適用外のものがあります。入れ歯、ブリッジ、差し歯は一部のみ保険適用外です。インプラントは基本的に保険適用外ですが、病気や事故などで広範囲にわたってあごの骨を失ってしまった場合に、国が定めた条件を満たせば「インプラント義歯治療」の保険が適用されます。

ただし、保険適用の義歯は最低限の機能回復を目的としているため、選択できる素材・機能などが限られています。それに対して、保険適用外の義歯は、さまざまな素材や種類の選択が可能で、費用は高額になりますが、つけ心地や見た目のよさを追求できます。

歯の状態や目的により適した義歯は異なる

どんな義歯が適しているかは、失った歯の数・場所、残った歯の状態、装着する人が何を優先するか(食べ心地、見た目、会話のしやすさなど)によって異なります。また、義歯の種類によって費用や治療期間も変わってくるので、歯科医師と相談し、決めるとよいでしょう。

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