美容・健康の悩みを少しでも解消し、前向きな毎日を提供する

更新日以降、情報の更新が停止しております。
内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。

アロエヨーグルトにはどんな効果や効能がある?

更新日:2016.12.09
公開日:2016.09.23
ドクター画像
この記事の監修者
くみこアレルギークリニック 院長 向田公美子

ヨーグルトにアロエの葉肉を混ぜ合わせたアロエヨーグルトは体によさそうなイメージがありますが、具体的にどんな効能があるのでしょうか。ここでは、アロエヨーグルトの効果や手作りする方法などを、ドクター監修の記事で解説します。

スーパーやコンビニに行くとアロエヨーグルトを目にすることがありますが、アロエとヨーグルトを一緒に摂ることでどのような効果があるのでしょうか。今回は、アロエヨーグルトに期待できる効果について解説します。

アロエヨーグルトに使用されるアロエの種類

アロエヨーグルトは、ヨーグルトの中にアロエの葉肉が入ったものです。アロエには数多くの種類がありますが、アロエヨーグルトにはアロエベラという品種が使われています。アロエベラは主にメキシコやアメリカのテキサス州などで栽培されており、欧米でアロエといえばこのアロエベラのことを指します。日本の家庭で栽培されているアロエは一般的にキダチアロエですが、キダチアロエに比べてアロエベラは葉が肉厚で葉肉もたっぷり含まれており、苦味が少なく食べやすいのが特徴です。

アロエヨーグルトの効果とは

アロエは「医者いらず」といわれるほどさまざまな薬効があるといわれていますが、日本薬局方に収載されているのはケープアロエという品種だけです。ケープアロエには大腸を刺激して便通を促す作用があるアロインという苦味成分が含まれており、葉の液汁を煮詰めて乾燥させたものが下剤に使われています。アロエベラは正式な医薬品ではありませんが、アロインを豊富に含んでいるため、便通を促すのにはおそらく有効であるとされています。

また、ヨーグルトには腸内の悪玉菌の繁殖を抑えて善玉菌を増やし、腸内環境を整える乳酸菌が豊富です。アロエヨーグルトを食べると、その相乗効果でお通じをよくして便秘を改善する効果が期待できます。

アロエヨーグルトの作り方

アロエヨーグルトは市販のものもありますが、アロエベラのシロップ漬けを購入してプレーンヨーグルトに混ぜれば、自分でも簡単に作ることが可能です。また、アロエは生のほうがより薬効が強いとされるので、アロエベラの生葉が手に入るならそれを利用してアロエヨーグルトを作ってみてもよいでしょう。

手作りのアロエヨーグルトの作り方

  1. アロエベラの生葉をよく洗ってトゲを取り除き、緑色の皮をそぎ落とします。
  2. 中のゼリー状の葉肉を1cm角くらいの大きさに切り、プレーンヨーグルトに混ぜれば完成です。

手作りのアロエヨーグルトの注意点

生のアロエを大量に摂取するとお腹が緩くなることがあります。まずは少量から摂取し、自分に適した量を探っていきましょう。適量は、体質や体格、体調などによって個人差があるので一概にはいえませんが、大人の場合は1日60gくらいが目安といわれています。

また、アロエには骨盤内の充血を高めたり子宮粘膜を刺激したりする作用があるので、妊娠中、授乳中、生理中の摂取は控えましょう。市販のアロエヨーグルト、市販のシロップ漬けのアロエベラの果肉なら特に問題ありませんが、腸内環境や肌の状態に異常が現れた場合は摂取を中止してください。

オススメ記事

  • 関連するオススメ記事がありません。

スキンケア基礎講座