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目をこするのは危険!?かゆみと異物感を抑える方法

更新日:2018/01/05 公開日:2016/09/23

目のかゆみ

目をこするとどのような問題が生じるのか。また、目をこすりたい時にかゆみや異物感を抑える方法を、ドクター監修の記事でお伝えします。目をこするのを我慢できない人や、子供に目をこするのをやめさせたい人は参考にしてみてください。

目がかゆいと、どうしてもこすりたくなってしまうものです。しかし、目をこするとさまざまな問題を引き起こします。目をこするのを我慢できるよう、対処法を知っておきましょう。

目をこすることで生じる問題

目をこすると角膜を傷つける恐れがあります。また、汚れている手でこすることで、感染症やアレルギー症状を引き起こす可能性もあるでしょう。化粧をしている人は、アイメイクなどが目の中に入ることもあるので注意してください。

目を強くこすると、結膜浮腫(けつまくふしゅ)という状態になることもあります。結膜浮腫とは、目をこすった刺激で白目を覆っている結膜の下に水がたまって、ブヨブヨした状態になることです。通常はすぐに治まりますが、目を閉じられないほどはれてしまう人もいます。また、強いかゆみが生じることのあるアレルギー性結膜炎は、目をこすってしまうと症状が悪化します。かゆみは我慢して、処方された点眼薬を正しく使ってください。無意識に目を触ってしまう可能性があるので、手は常に清潔にしておきましょう。

アトピーのある人は慢性的な目のかゆみがあるため、目をこする刺激をくり返して角膜の厚さが変化してしまう円錐角膜(えんすいかくまく)を発症するケースが多くみられます。角膜の一部が薄くなるので、不正乱視が起こります。ほかにも、白内障や網膜剥離も目をこすったり叩いたりすることで起きやすいので、十分に注意しましょう。

目をこすりたいときの対処法

目をこすりたくなったら、次の方法を試してみてください。

目がかゆいとき

目に炎症が起きていて熱をもっている場合には、目の上に濡らしたタオルなどをのせて冷やしましょう。血管が収縮するので、一時的ではありますが、かゆみが治まります。ただし、感染症による炎症の場合には、冷やしてもかゆみは治まりません。眼科を受診して適切な治療を受けてください。

乾燥によるかゆみの場合には、蒸しタオルを使って温めましょう。血行を促進することで涙が分泌されやすくなります。また、目のかゆみには目薬が有効です。

アレルギー性の目のかゆみには、かゆみを引き起こすヒスタミンなどの分泌を抑える抗アレルギー成分や、ヒスタミンの作用をブロックする抗ヒスタミン成分を含んだ目薬が効果的です。

一方、炎症による目のかゆみには、炎症を鎮める抗炎症成分や、細菌の繁殖を抑える抗菌成分が配合された目薬を使うとよいでしょう。まぶたのかゆみがひどい場合には、眼軟膏を処方してもらえる場合もあります。

目に異物感があるとき

目にゴミが入ったときやドライアイによる異物感がある場合には、涙と同じ成分の目薬を使いましょう。また、異物感はアレルギーや炎症によって起こることもあります。その際には、抗アレルギー成分や抗炎症成分、抗菌成分を含んだ目薬をおすすめします。

炎症による異物感は、目を冷やすことでも症状をやわらげることができるでしょう。目薬をさしても異物感がなくならない、原因がわからない場合には、放置しておくと角膜を傷つける恐れがあるので、早めに眼科を受診してください。眼科では自分で見つけることのできない小さな異物も発見できます。

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