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ばね指にならないための対策、予防法

更新日:2016/12/09 公開日:2016/08/23

ばね指の基礎知識

ばね指を予防する方法について、こちらのドクター監修の記事で解説しています。日常生活の中で注意すべき点や、症状が現れたときの対処法に関してもまとめています。発症を防ぐために参考にしてみてください。

ばね指にならないために、日常生活の中で注意できることはあるのでしょうか。今回は、ばね指になる原因をもとに、対策や予防として知っておくべき日常生活の注意点や、悪化を防ぐための工夫をご紹介します。

ばね指の症状

ばね指は腱鞘炎の一種で、指の付け根の腫れや痛みが現れたり、指が思い通りに曲げ伸ばししにくくなる病気です。詳しくは、『ばね指の主な症状について』をご覧ください。

ばね指の原因

ばね指は、屈筋腱(くっきんけん)の腱鞘炎によって引き起こされます。主な原因としては、指を酷使したことによる腱と腱鞘の摩擦や炎症です。指をよく使う仕事に従事している人や、指に負荷のかかるスポーツを日常的に行っている人などは摩擦が激しいため、指の腱鞘部分に炎症が起こりやすい状態となっています。詳しくは、『ばね指になってしまう原因とは』をご覧ください。

ばね指の対策・予防法

ばね指の主な原因は指を酷使することなので、ばね指にならないためには、まず日常生活の中で手指を酷使しないことを意識しましょう。仕事でどうしても指を過度に使用しなければならない場合は、定期的に休憩を取り入れたり、テーピングやサポーターで固定をしたり、指を酷使した後に冷やすことで炎症を抑えることができ、予防につながります。ばね指を引き起こしやすいのは、指の付け根部分の腱鞘です。MP関節と呼ばれる付け根部分の関節周囲に熱っぽさや違和感が出たら、手を休め、MP関節を冷やすようにしましょう。

指の使い過ぎは男女共通のばね指の原因としてあげられますが、女性特有の原因で注意したいのが、ホルモンバランスの乱れからくるばね指です。ホルモンバランスが崩れると血流が悪くなり、腱鞘が緊張状態になって狭くなります。腱鞘が狭くなり腱の動きを制限するため、ばね指が起こると考えられています。ホルモンバランスが崩れやすい体質の方、妊娠中または産後の方、更年期の方はばね指を発症しやすいといわれています。特に30~50代の女性がホルモンバランスを崩しやすい傾向にあるため、ホルモンバランスの乱れや、それによる血流の悪化に注意が必要です。手を握ったり開いたりするストレッチを繰り返したり、お湯につけることで血流を改善することができるため、ばね指を予防または改善できる可能性があります。

また、血流の悪さは関節リウマチや糖尿病、透析患者にも見られます。これらの病気が引き金になってばね指を発症するケースもあるため、現在これらの病気を患っている場合は早期に治療を行いましょう。原因となる病気を治療しておくだけでばね指の予防につながります。

ばね指の治療法

ばね指の治療には保存療法と手術療法の2種類があります。軽度の場合は保存療法を行う場合が多く、重度の場合は手術療法となります。詳しくは、『ばね指を治したい!主な治療方法とは』をご覧ください。

テーピングやサポーターでばね指の痛みを和らげる

ばね指の治療は、まず安静にすることが重要です。初期症状の段階で安静にすることで、手術をしなくても改善が見られることがあります。患部を固定し、安静にする一つの方法として、テーピングやサポーターの使用が有効です。詳しくは、『ばね指になった場合のテーピング』『ばね指の治療で使われるサポーターの役割』をご覧ください。テーピングやサポーターは、あくまで症状悪化を防いだり痛みを緩和したりするための処置であり、ばね指を完治させるものではありません。医療機関で診察を受け、早めに治療しましょう。

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