身体が激しく痛む線維筋痛症の原因と症状

更新日:2016/12/09 公開日:2016/10/24

線維筋痛症の基礎知識

身体の痛みを感じたら注意したい線維筋痛症。原因には未解明な部分も多いですが、ストレスや環境の変化、けがなどが主な要因といわれています。線維筋痛症の主な原因と症状について、ドクター監修のもと解説します。

線維筋痛症の主な症状は、全身の関節や筋肉に広がる激しい痛みです。また、不眠や頭痛、下がらない微熱など身体のさまざまな不調をともなうのも特徴です。厚生労働省の調査によると、日本では全人口の1.7%が線維筋痛症と診断されています。線維筋痛症の根本的な原因は解明されていませんが、ストレスをはじめとする内的要因や、けがや手術による外的要因が関係するといわれています。ここでは、線維筋痛症の原因と症状について解説します。

原因不明の線維筋痛症

線維筋痛症の明確な原因は解明されていません。ただし、線維筋痛症の発症や症状の悪化に関わる要因が報告されており、それらは内的要因と外的要因の2つに分けられます。

ストレスが痛みを引き起こす

内的要因としてあげられるのが、ストレスです。転職や離婚といった環境の変化によってストレスがたまり、痛みが生じるケースが多く見られます。また、発症後は痛みによって、日常生活を送る中でもストレスがたまっていき、そのストレスによって痛みが増すといった悪循環に陥りやすいので、早めの対処が必要です。

手術やけがの後に要注意

けがや手術も外的要因として考えられています。特に腹部や脊椎に関わる手術を行った後に、線維筋痛症を発症するケースが多く見られます。線維筋痛症が発症するのは、身体の痛みを感じるメカニズムに異常が生じるためといわれています。日常的に感じることのない痛みを経験することで、線維筋痛症を誘発することもあります。

線維筋痛症の症状

筋肉や関節痛の激しい痛みが線維筋痛症の主な症状です。症状は長期的に続き、改善と悪化を繰り返します。痛みの程度は軽いものから、ささいな刺激で激痛がはしり、身体を動かすことができなくなる段階までさまざまです。重症例は日常生活を送ることが困難になり、寝たきりになってしまうこともあります。また、リウマチ性の病気と似た症状ですが、関節の変形や破壊は線維筋痛症では起こりません。

全身の不調も線維筋痛症が原因かも

線維筋痛症では、慢性的な痛み以外にも、全身の倦怠感や微熱、動悸、胃腸の不調、ドライアイ、頭痛、睡眠障害や抑うつ気分などさまざまな症状が全身に現れます。そのため、なんとなく体調が悪いといった感覚になったり、原因がわからないまま悩まされるといったことも多くあります。全身の痛みをともなう身体の不調を感じたら、早めに医師の診断を受けるようにしましょう。

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