線維筋痛症に有効な薬物療法とは

更新日:2016/12/09 公開日:2016/10/24

線維筋痛症の治療方法

線維筋痛症は、初期の段階であれば十分な休息で症状が軽くなりますが、重度の痛みが続くようになると、鎮痛薬や抗うつ薬による治療が必要になります。線維筋痛症の治療法について、ドクター監修のもと解説します。

線維筋痛症は、全身の痛みに加えてさまざまな症状をともなうため、明確な治療法はなく、各科それぞれで治療を行います。その中でも特に効果があるとされているのが、薬物による治療です。ここでは、線維筋痛症の治療法について解説します。

まずは専門医を見つける

線維筋痛症の治療法で大切なのは、医師の適切な診断を受けることです。身体中に不調を感じるため、自分自身では何が原因なのかわからないことも多く、診察を受けても原因不明ということもあります。全身に痛みを強く感じたり、微熱や疲労感が続く時は、線維筋痛症の専門知識を持った医師に相談しましょう。線維筋痛症を専門に扱う診療科はありませんが、リウマチ科、整形外科、心療内科など、さまざまな科に線維筋痛症の専門知識を持った医師が所属しています。まずはこうした医師に相談することが必要です。専門医のいる病院は、線維筋痛症学会のホームページで紹介されています。

休息をとり、ストレスを取り除く

軽度の症状であれば、ストレスを解消し、身体を休めることで改善を期待できます。線維筋痛症では、症状が治ったり悪化したりの繰り返しになることが多いので、こうしたセルフ・コントロールが大切になります。環境の変化や、ストレスなどの精神的な原因に心あたりがある場合は注意が必要です。

線維筋痛症の薬物療法

薬物による治療では、非ステロイド系抗炎症鎮痛剤や抗うつ薬、抗てんかん薬が効果があるとされ、処方されています。しかし、日本では2016年現在、保険の対象となるのは神経痛に効果のあるプレガバリン1種だけです。そのため、他の病気への処方という形で保険の適用内とするといったケースもあります。薬物の種類によっては、ふらつきや眠気が起きる場合があり、肝臓への負担も大きいため、肝機能にも注意が必要です。

線維筋痛症への心理的な治療

薬物以外の治療法の中でもっとも効果があるとされているのが、心理的なアプローチの認識行動療法です。痛みに悩まされて強いストレスを感じている患者に対し、面談などを通じて痛みに対する考え方を変えていくことによって、症状の改善を目指します。また、適度な運動やヨガ、太極拳なども効果があるといわれています。

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