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お尻のかゆみの原因は痔なの?

更新日:2017/09/14 公開日:2016/12/28

お尻や肛門がかゆくなる原因には、洗いすぎや下着のむれ、皮膚病などさまざまありますが、ここでは痔が原因となるものについて見てみましょう。

イボ痔や切れ痔などがかゆみの原因

痔には、イボ痔(内痔核)、切れ痔(裂肛)、肛門周囲膿瘍、痔ろうなどがあります。それぞれの痔の症状は以下の通りです。

イボ痔(内痔核)

肛門付近の血液の流れが悪くなり、それがイボ状の塊になるのが痔核です。イボから出る血液や粘液で肛門の周囲が刺激され、かゆみをともないます。

イボ痔(内痔核)についての詳しい解説は『痔の種類(1):いぼ痔(痔核・脱肛)の原因と症状』をご覧ください。

切れ痔(裂肛)

切れ痔(裂肛)とは、便秘で硬くなった便が肛門を通過したり、下痢便をくり返すことによって、肛門上皮が切れて裂けてしまう病気です。排便時に肛門痛と少量の出血が生じます。治りかけの際には肛門にかゆみをともなうこともあります。

切れ痔についての詳しい解説は『痔の種類(2):切れ痔(裂肛)の原因と症状』をご覧ください。

肛門周囲膿瘍/痔ろう

痔ろうは、肛門腺などが大腸菌などの細菌に感染し化膿して膿が溜まった後(肛門周囲膿瘍)、膿が出て、直腸と肛門周囲の皮膚をつなぐトンネルができた痔のことです。溜まった膿が皮膚から外に出る際に、下着が膿で汚れて、かゆみを感じることがあります。

痔ろうについての詳しい解説は『痔の種類(3):痔ろう(あな痔)の原因と症状』をご覧ください。

痔のときに気をつけること

肛門にイボの突出(痔核)があり、そこから出てきた粘液などでお尻がかぶれた場合は、シャワートイレの洗浄機能などを使ってお尻を丁寧に洗い、水分をしっかり拭き取りましょう。その際、乾燥機能では乾燥しすぎてしまうため、使用はなるべく控えてください。市販薬の中には、痛みを抑える効果が含まれるものがあるため、医師に相談したうえで使ってもかまいません。肛門の周囲が熱を持ちズキズキと痛む場合は痔ろう(肛門周囲膿瘍)の可能性があります。痔ろう(肛門周囲膿瘍)は温めると逆効果になるため気をつけましょう。かゆみの原因が痔である場合には、痔の診察を受けることと、痔の治療が重要になります。

イボ痔、切れ痔の検査や治療

お尻にできた痔の検査方法

痔の診察は、問診、視診、触診、肛門内部を確認する肛門鏡検査で行われます。大腸からの出血が疑われる場合は、便の中に血液が混じっていないかを調べる便潜血検査、肛門からファイバースコープを入れて、大腸の粘膜の状態を確認する大腸内視鏡検査などが行われます。

痔の検査方法について、詳しくは『痔の検査方法と流れ』をご覧ください。

イボ痔、切れ痔の治療方法

イボ痔(内痔核)の治療法は、軽症の場合は、生活習慣の改善と薬での治療を行い、痛みや出血や脱肛がそれでも治らない場合には手術が必要です。切れ痔(裂肛)の治療法は、出血を止める薬や傷を治す軟膏、痛み止め、便を柔らかくする薬などを使用しながら、便秘や下痢にならないように生活習慣を見直します。肛門ポリープが合併してできたり肛門が狭くなってきている場合は手術を行わないと症状は完治しません。痔ろうは、イボ痔(内痔核)や切れ痔(裂肛)とは異なり、市販薬や生活習慣の改善によって治すことはできません。根治するためには手術が必要になります。気になるかゆみがある場合は、早めに専門の医師による診察を受けるようにしましょう。

痔の予防法

便秘や下痢は、痔の原因となる可能性があります。それを予防するためには規則的な排便が欠かせません。水分と食物繊維をしっかり摂り、バランスのよい食生活を心がけるだけで便秘や下痢を解消でき、結果的に痔の予防や改善につながります。

痔の予防について、詳しくは『治らない・くり返す痔の予防・改善方法』をご覧ください。

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