実はすごい!枝豆の栄養とは

更新日:2016/12/19 公開日:2016/12/09

枝豆の基礎知識

枝豆には、タンパク質、脂質といった身体に欠かせない栄養素の他、ビタミン類、イソフラボン、鉄分などさまざまな栄養素が含まれています。枝豆の栄養について、管理栄養士の監修のもと、詳しく解説します。

磯村優貴恵

この記事の監修専門家

管理栄養士・料理家
磯村優貴恵

色鮮やかでおいしく、手軽に食べることのできる枝豆ですが、一粒の枝豆にはたくさんの栄養素が含まれています。では、どのような栄養があるのか見てみましょう。

枝豆は豆?野菜?

色や形はずいぶん異なりますが、実は、枝豆は大豆と同じ植物になります。大豆が成熟する前に収穫したものを枝豆といいます。興味深いことに、大豆は豆類ですが、枝豆は野菜類に分類されています。枝豆は、豆と野菜の両方を兼ね備えたすぐれた健康食材といえます。

栄養について

枝豆は、豆と野菜の両方の栄養素をあわせ持っています。枝豆を食べるとタンパク質ビタミン・ミネラルをまとめて摂取できることになります。

タンパク質・脂質

タンパク質が多く含まれることから畑の肉といわれる大豆。同じ植物である枝豆も、タンパク質や脂質を多く含んでいます。タンパク質や脂質は、生きていくのに必要不可欠な三大栄養素といわれますが、枝豆は三大栄養素のうち、2つを豊富に含みます。

ビタミン類

野菜類である枝豆には、βカロテンやビタミンB1、ビタミンCが、大豆よりもさらに多く含まれています。ビタミンB群やビタミンCは、新陳代謝を促進し、疲労回復に効果があります。夏に枝豆を食べると、夏バテ防止にも役立つといわれています。

イソフラボン

イソフラボンは女性ホルモンに似た働きを持つ成分で、女性に特有のさまざまな不快な症状を和らげてくれることがわかっています。大豆に多く含まれるイソフラボンは、同じ植物である枝豆から摂ることができます。ただし、必要以上に食べ過ぎると女性ホルモンのバランスをくずす恐れもあるため注意してください。

オルニチン

枝豆にはアミノ酸のひとつ、オルニチンが豊富に含まれています。オルニチンには、疲労回復を助け、新陳代謝を促進するという効果がわかっています。

メチオニン

メチオニンと呼ばれるアミノ酸やビタミンB群が枝豆には含まれています。このメチオニンは、アルコールの分解を促進し、肝機能の働きをサポートしてくれます。

鉄分

枝豆には、貧血の予防に役立つ鉄分もたっぷり含まれています。女性の方であれば、鉄分が不足気味になる月経期(生理中)に枝豆を食事に取り入れるとよいでしょう。

他の食材とともに

見てきたように枝豆にはさまざまな栄養素が含まれています。手軽に食べることができ、健康維持にも役立つ枝豆ですが、枝豆の摂りすぎは栄養バランスもこわすためおすすめできません。あらゆる食材とあわせて、バランスのよい食事の中に上手に取り入れてください。