夜驚症の症状、原因、対策方法について

更新日:2016/12/15 公開日:2016/12/01

夜驚症

夜驚症は、幼児や子供によくみられる睡眠障害で、睡眠中に突然、悲鳴や叫び声をあげたり暴れたりする症状をいいます。夜驚症の症状や原因、治療法、対処法などについて、ドクター監修のもと、詳しく解説します。

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よく眠っていたはずの子供が、突然大きな叫び声を上げて飛び起きることがある場合は、夜驚症という睡眠障害の疑いがあります。ここでは、夜驚症の具体的な症状や原因、治療法、対処法などについて見てみましょう。

睡眠中に突然叫び出す

夜驚症(睡眠時夜驚症)は、眠っているときに突然悲鳴を上げたり、泣き叫んだりする睡眠障害です。3~8歳くらいの子供に多く見られ、女児より男児に多いといわれています。

症状について

夜驚症の患者は、深い眠りについていたのに、突然絶叫したり、泣き叫んだりして飛び起き、恐怖に怯えたような表情を浮かべます。なにを怖いと感じたのか本人にもわからず、パニック状態に陥るのが特徴です。また、汗をびっしょりかいたり、呼吸や心拍数が上がったり自律神経の興奮状態も見られます。

発作中は、声をかけたり、なだめたりしても効果がありません。一般的に発作の持続時間は1~10分ほどであることが多く、発作が治まれば次第に静かになって眠りにつきます。また、翌朝目覚めると、パニック状態だったときのことは覚えていません。

夜驚症の原因について

夜驚症の原因は、はっきり解明されていませんが、成長するにつれて症状がなくなっていくことから、脳や神経系が未熟であることが関係していると考えられています。また、ストレスや緊張、疲労、睡眠のリズムの乱れなども要因といわれています。

治療法について

夜驚症のほとんどは、成長とともに自然に治まるため、特に治療をせず経過を観察することが多いようです。しかし、発作が頻繁な場合は、てんかんなど他の病気の可能性も考えられるので、医師に相談してください。また、症状がひどくてパニックの最中にケガをする危険性があるような場合は、しっかりとした睡眠効果が期待できるベンゾジアゼピン系の薬が使用されることもあります。

対処法について

子供が夜驚症で心配かもしれませんが、思春期が終わる頃には症状が自然になくなっていくため、それほど心配する必要はありません。しかし、場合によっては、部屋から飛び出したり、暴れたりするケースもあるため、症状が出たときにケガをしないように、寝室や部屋をきれいに整えておくように心がけてください。

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