鼻うがいが効果的!自分でできる後鼻漏症候群の対策とは

更新日:2016/12/15

後鼻漏の基礎知識

鼻やのどの病気が原因で症状が悪化することもある後鼻漏。こうした原因を取り除くためには、鼻うがいなどのセルフケアもおすすめです。鼻うがいの方法や注意点を中心に、後鼻漏のセルフケアについて、ドクター監修の記事で解説します。

のどのつまりや鼻水がのどに落ちる感覚などがつらい後鼻漏(こうびろう)ですが、治療以外にも自宅で行えるセルフケアがあります。自宅でできる鼻うがいを中心に、実践したいセルフケアについて解説します。

後鼻漏と鼻うがい

後鼻漏を改善するためのセルフケアとしては、まず鼻うがいがあげられます。鼻うがいとは、専用の洗浄液を使用して、ウイルスやほこりなどの鼻の汚れを取り除く方法です。アレルギー性鼻炎など、鼻トラブルに効果が期待できます。

鼻うがいのやり方

自宅で行う際の手順について見ていきましょう。

鼻うがいのための準備

鼻うがいを行うにあたって、0.9%濃度の食塩水が必要になります。まずは、ぬるま湯と食塩水を用意しましょう。鼻うがい初心者であれば、洗面器を活用した鼻うがいがおすすめです。洗面器に2Lのぬるま湯をはり、大さじ1杯の食塩水を加えて0.9%濃度の食塩水を作ります。コップなど小さめの容器で行う場合は、200mLに対し、ティースプーン1杯程度が適量です。

洗面器を使った鼻うがい

洗面器に食塩水をはったら、一方の鼻の穴を指で塞ぎ、空いている方の鼻の穴で一気に食塩水を吸います。少し息を止めて食塩水を鼻の中にとどまらせたら、鼻から食塩水を出します。同じ要領で反対側も行い、3~5回程度くり返し行いましょう。全ての食塩水を鼻から出したら鼻をかみます。

コップやノズル付きの容器を使った鼻うがい

鼻うがいは、洗面器だけでなく小型の容器でも行うことが可能です。この場合は、水に鼻をつけて行えないので、やや顔を上向きにして片方の鼻の穴を塞ぎながら食塩水を注入していきます。要領は洗面器を使った鼻うがいと同様です。顔を上に向けて注入する際は、「えー」と声を出すと注入しやすくなります。

鼻うがいにおける注意点

鼻うがいを行うにあたって、いくつか注意することがあります。鼻うがいを行う前に確認しておきましょう。

真水を使用しない

プールなどで水が鼻に入ったときのように、真水を使用して鼻うがいを行うと鼻の奥などにツーンとした痛みが走ります。浸透圧といって、溶液の圧力が体液とは異なるためです。鼻うがいを行う際は、体液と浸透圧が同様の食塩水で行うようにしましょう。

鼻うがいの液体を飲み込まない

基本的に鼻うがいの液体を飲みこむ行為自体は問題ありませんが、鼻うがいを行っているときに飲み込んでしまうと液体が耳に流れ、中耳炎を引き起こしてしまうことがあります。鼻うがいの際は、うがい液やつばを飲み込まないように注意することが大切です。

他にもできるセルフケア

鼻うがいにもマスクや加湿器、お風呂でできるセルフケアがあります。

マスクをつける

マスクをつけることで、ウイルスや細菌をある程度ブロックできる他、のどや鼻の乾燥も防ぐことができます。

加湿器を使用する

乾燥した空気は後鼻漏悪化のもとです。加湿器で適度な湿度に保つようにしましょう。

風呂につかる

風呂も乾燥したのどや鼻をケアするという意味で効果が期待できます。